ここ最近、「iPhone 8」のリーク情報を多数公開していることで巷を賑わせているBenjamin Geskin氏が、またもや新しいリーク画像を公開した。
今回リークされた画像は、「iPhone 8」の底面部分に関する情報。画像を見る限り、「iPhone 8」は従来のLightningを引き続き採用する予定である可能性が浮上している。
「iPhone 8」は引き続きLightningイヤホンを搭載か
こちらがGeskin氏が公開した画像。「iPhone 8」の底面部分を描いたレンダリング画像になっており、底面中央部に充電コネクタと、その左右にスピーカーグリルのような穴が開けられていることが確認できる。
おそらく、スピーカー穴とみられるふたつの穴のうち、ひとつは本当のスピーカーグリルだと思われるが、もう一つは気圧調整用の穴だと思われる。これは「iPhone 7 / 7 Plus」の仕様から変更ないものと予想され、デザイン的にも変更はなさそう。イヤホンジャックも引き続き搭載されず、復活する見込みはなさそうだ。
ただし気になるのは、充電コネクタの形。「iPhone 5」シリーズからしばらく採用され続けているLightning端子にも見えることから、「iPhone 8」は引き続きLightningコネクタを利用して充電することになることが予想される。
もしLightningが引き続き利用できるとすれば、既存のLightningケーブルが使えることになるので、これまで使ってきたLightning搭載アクセサリが無駄になることはないだろう。誰にとっても嬉しい話だ。
#iPhone8 pic.twitter.com/z8hwn1r2Oh
— Benjamin Geskin (@VenyaGeskin1) 2017年5月28日
ただしGeskin氏によれば、「iPhone 8」には「USB-C to Lightningケーブル」が付属されるのだとか。
彼は今年4月にも「USB-C to Lightningケーブル」が「iPhone 8」に同梱されるという情報を伝えており、「MacBook」や「MacBook Pro」からケーブル1本で充電することができるようになることを予想している。
そうなると、充電器側もUSB-Cポートを搭載したものに変更されることが予想されるわけだが、残念ながらそのような情報は他の情報源からほとんど出てきていないのが実情。今回を含めて、一体どこから入手した情報なのかは明らかにされていないため真偽も定かではない。
ただし、Appleが今後発売するMacは全てUSB-Cポートが搭載される可能性が極めて高いことから、一応あり得ない話ではないとも思える。
あと気になるのはワイヤレス充電機能が搭載されるのかどうか。「iPhone 8」にはワイヤレス充電機能を搭載するべく、背面にガラスパネルが採用される予定で、今回のリーク画像でもその様子を確認することができる。
この情報については中国のKK低调氏も同様の情報を伝えているところで、やはり実現する可能性は高い。ちなみに、iPhoneシリーズにワイヤレス充電が搭載されることで、いずれは「iPhone」への物理式ポートの搭載は廃止、充電と外部端末との接続は全てワイヤレスになるとGeskin氏は予想している。実現はかなり近そうではある。
デザインや大まかな仕様が徐々に判明してきている「iPhone 8」。リリースのスケジュールは、例年通り9月13日頃に発表イベントが開催され、発売は9月22日頃になると予想されている。
価格は高くても1,000ドル前後。一部報道では1,000ドルを超えるとも言われているが、実際にどうなるのかはまだ不明となっている。今後の情報を気長に待つことにしよう。