先日から「iPhone 8」に関するリーク情報の公開が止まらない。
連日のようにリーク情報を公開しているBenjamin Geskin氏が、本日新たに「iPhone 8」のモックアップのハンズオン動画を公開したことをお伝えしたが、今度は「iPhone 8」の図面と思われる画像を公開しているのでご紹介しよう。
Alleged #iPhone8 schematics pic.twitter.com/h8p7iFoKw8
— Benjamin Geskin (@VenyaGeskin1) 2017年5月24日
精巧に作られているように見えるが、気になる点もチラホラ
公開された図面は以下の画像だ。見ればわかるように「iPhone 8」の図面である訳だが、図面の中には端末のサイズが詳細に書き込まれている。
図面によれば、「iPhone 8」の本体サイズは縦143.58mm × 横70.94mm × 厚さ7.57mmで、ディスプレイサイズは5.7インチであるとのこと。
過去のモデルとサイズを比較してみよう。現在、Appleから販売されているiPhoneで最新モデルは「iPhone 7」と「iPhone 7 Plus」の2種類だが、それぞれのサイズは「iPhone 7」が138.3mm×67.1mm×7.1mm、「iPhone 7 Plus」が158.2mm×77.9mm×7.3mm。
つまり、Geskin氏が公開した図面が正しいとするならば、「iPhone 8」は「iPhone 7」よりも少し大きい程度のサイズ感になるということが分かる。これは今までのリーク情報でも指摘されてきたことなので特に驚きはない。
端末 | サイズ (縦×横×厚み) |
---|---|
iPhone 8 (5.7インチモデル?) | 143.58mm×70.94mm×7.57mm |
iPhone 7 (4.7インチモデル) | 138mm×67.01mm×7.01mm |
iPhone 7 Plus (5.5インチモデル) | 158.2mm×77.9mm×7.3mm |
また、図面にはデュアルレンズカメラや電源・音量ボタン、端末上部のセンサー類などが綺麗に書き込まれており、一見するとかなり本物らしく見える。
ただし、この図面には気になる点がいくつか存在する。まずは端末の上部に注目してほしいのだが、僕の目が節穴でないならレシーバー(受話スピーカー)が2つも描かれているように見える。これまでに受話スピーカーが増えるという情報は出てきてはいないので、この部分には少し違和感を覚える。
次に気になるのは電源ボタンと音量ボタン(下)の真ん中に書き込まれた不自然な切れ込み。それぞれのボタンが二つに分離しているようにも見えるが、ハッキリ言ってわざわざ電源ボタンと音量ボタンを分離させる意味がよく分からないし、使いづらそう。
図面はかなり鮮明で見やすく、「本物です」と言われても信じてしまうくらい違和感がないものなのだが、個人的には上記の点からなんとなく偽物っぽく感じてしまった。皆さんはどう感じるだろうか。