高品質なモバイルバッテリーを販売するAnkerが、今後はさらなる小型化や軽量化を実現する予定であることがわかった。
The Vergeによると、2017年後半に販売が開始されるAnkerのモバイルバッテリーには、「PowerIQ 2.0」という次世代チップが搭載される予定であるとのこと。
「PowerIQ 2.0」が採用されることでよりコンパクトに
Ankerの独自技術である「PowerIQ」は、充電ポートに接続した端末を自動で検知し、最も適切な電流を流すというもの。Ankerのほぼ全ての充電器やモバイルバッテリーに同規格が盛り込まれているが、この次世代チップがいよいよ製品に組み込まれることに。
「PowerIQ 2.0」の搭載により、複数個必要だったチップを一個にまとめることができるため、さらなる小型化や軽量化を施すことが可能になるという。
同チップが搭載された製品は、今年後半から出荷が開始されるとのこと。「Anker PowerIQ 2.0」を搭載した初のモバイルバッテリーは「Anker PowerCore II 10000」になるとのことだ。
ちなみに、The VergeにはAnkerの創設者であるSteven Yang氏のインタビューが掲載されており、Ankerの創設以来の秘話についていくつか語られているので、気になる方はThe Vergeの記事を一読していただきたい。
[ via AAPL Ch. ]