今月13日、ゴールドマン・サックスのアナリストSimona Jankowski氏が「iPhone 8」の価格は1,000ドルを超えるという驚愕的な予測をしていることお伝えしたが、他のアナリストは「iPhone 8」の価格をもう少し安く見積もっていることが判明した。
9to5Macによると、UBSのアナリストSteven Milunovich氏は「iPhone 8」の価格は870ドルからになるという予想を立てているとのこと。
iPhone 8の価格は870ドルから1,070ドルか
ワイヤレス充電や3Dセンサーなど新機能の搭載が予定されている次期iPhoneのプレミアムモデル「iPhone 8」は、次世代技術を多数盛り込むことから価格の上昇が危惧されている。
しかしSteven Milunovich氏の予想では、先日の予想よりも比較的安い価格に落ち着くとのこと。
彼の予想は、「iPhone 8」は最も安いモデルが870ドルで、最高価格は1,070ドル。現在の最新モデル「iPhone 7」の価格が649ドル~849ドル、「iPhone 7 Plus」の価格が769ドル~969ドルであることから、100ドル(約1万1千円)程度の値上げで済むことになる。
ちなみにSteven Milunovich氏の予想では、Appleは「iPhone 8」の他にも「iPhone 7」と「iPhone 7 Plus」のアップグレードモデルの投入を予定。おそらく「iPhone 7s」と「iPhone 7s Plus」として販売されると思われるが、価格については触れられていないためおそらく現行と同程度の価格になると思われる。
そして、来年には「iPhone 8」の売上がAppleの売上全体の約45%を占めるようになり、平均販売価格は730ドル/1台になると予想されている。
この予想が正しいのかどうかを審議するには、まだ情報が少ないため難しいが、ユーザーとしてはできれば誰でも買えるような値段で新型モデルを購入したいはず。
一応、10周年を記念したプレミアムモデルになると言われていることから高額化は避けられないとみられるが、おそらく購入するのは「iPhone 8」の一択。できれば1,000ドル以内に収めて欲しいところだ。