今年発売する次期iPhoneのプレミアムモデル「iPhone 8」は、製造過程の問題から生産が遅れ、最悪11月から12月に発売が遅れると予想されてきたが、ここ最近になって例年通り9月に発売するという情報がチラホラと出始めている。
この情報を裏付けるレポートが、米モルガン・スタンレーから発表された。同レポートによると、次期iPhoneの製造は順調に進んでおり、例年通りのスケジュールで発表・発売する可能性が高いことが判明した。
生産課程や部品調達での遅延の発生はない模様
モルガン・スタンレーの最新レポートによると、次期iPhoneの最上位機種「iPhone 8」は今年の9月下旬に発売を予定しているという。
今までは、FaceTimeカメラへの3Dセンサーの搭載や「Touch ID」のディスプレイ内蔵などで四苦八苦していたと伝えられてきたが、実際のところは生産課程や部品調達に遅延は発生していないとのこと。Appleはこれらの問題をクリアし、「iPhone 8」は無事いつも通りのスケジュールで販売が開始されるようだと伝えている。
このレポートは、リーク情報で定評のあるOnLeaks(@OnLeaks)氏が明らかにしていた情報とほぼ一致。OnLeaks氏は、「iPhone 8」の開発段階は6月から7月にPVT(生産検証試験)に進み、9月の発売に間に合う予定であることを明かしていた。
これまで、「iPhone 8」は部品の遅れなどから大幅に製造が遅れると言われてきたが、最近では結局のところ例年通りに発売するという情報が多くなってきた。
世界中のiPhoneユーザーが待ち望んでいる「iPhone 8」が例年通りに登場するのであれば、当然それに越したことはない。
ただ品薄や高額化といった不安は依然として残されたまま。「iPhone 8」については、世界中のユーザーが期待しているだけあって、もしかしたら飛ぶように売れるかもしれない。そうなった時に我々は、9月に手に入れることができるのだろうか。そればかりがとても心配だ。
[ via BGR ]