今年の秋に発売する次期iPhoneのプレミアムモデル「iPhone 8」は、デザインを含め様々なポイントがアップデートされることが事前のリークで明らかになっている。
ホームボタンが廃止されたり、ディスプレイが全面に広がるベゼルレス端末になるなどの見た目上の変化も大きいことが特徴だが、Appleは複数のプロトタイプを用意し、未だに最終的なデザインを決めかねていたと伝えられていた。
だが、いよいよAppleは「iPhone 8」の最終デザインを決定したのかもしれない。BGRは、「iPhone 8」のモックアップ画像を公開し、これが最終設計を基に制作されたものであると報じている。
ついに「iPhone 8」の最終デザインが決定?ほぼ噂通りの端末に
こちらが今回BGRによって公開された画像。左に「iPhone 8」のおもて面、右に裏面が映し出されているのがわかる。
この画像を見る限り、「iPhone 8」はホームボタンが廃止され、全面がディスプレイに変化。画面はやはり2.5Dのラウンドエッジ加工が施された緩やかなカーブを描く形状になるようだ。
残念ながら画面が点灯していないため、ベゼル幅がどれほどあるのかは分からないが、事前のリーク情報からベゼルレスになる可能性が極めて高い。
また背面に関しては、デュアルレンズカメラが横向きから縦向きに変化しているのが特徴で、それ以外に大きな変更点は少ないものとみられる。ただし、使用されているパネルは強化ガラスになることが予想され、中にはワイヤレス充電用のコイルが内蔵されるという情報もある。
こちらがサイドから見た時の画像。磨き上げられたステンレススチールフレームがエッジ部分に使用されており、若干高級感がある。カメラは従来モデルと同様に突起するようだ。
これが本当に最終デザインなのかは現段階では判断ができないが、これまでの情報と一致する点がとても多く、Appleが最終的にこのデザインに決めた可能性は確かにある。
価格や発売時期についても気になるところだが、価格は1,000ドルを超えるという情報や、発売は11月以降で年内に入手することは困難という不穏な報道も存在している。
最近になって部品の製造が開始されたという情報もあるため、そこまで心配する必要はないのかもしれないが、できれば例年通り9月に発売し、少なくとも10月中には入手したいところだ。