これまで散々発売が遅れると言われてきた「Phone 8」だが、本当のところはいつも通りのスケジュールで発表される予定なのかもしれない。
2017年発売予定の次期iPhoneのプレミアムモデル、「iPhone 8」。Economic Daily Newsによると、発表は例年通り9月、発売は10月になるとのこと。
「iPhone 8」の部品の製造は6月から開始され、7月後半には量産体制へ
同メディアによると、「iPhone 8」に搭載される予定の「A11」プロセッサはTSMC社によって2017年6月10日に製造が開始され、7月後半には量産体制に移行。そして、同年6月にはフレキシブル基板の製造もZhen Ding TechnologyとKinsus Interconnect Technologyの2社で開始される予定であるとのことだ。
さらに、「iPhone 8」の組み立てもそれ以降に開始される予定で、すでにFoxconnやWinstron、Pegatronなどでは、新規で雇用した従業員の訓練を開始しているとのこと。
これまでの情報では、Appleは内向きカメラ用3Dセンサーやディスプレイ内蔵型「Touch ID」を「iPhone 8」に搭載する工程で苦戦を強いられていると言われていたのだが、ここにきて例年通りのスケジュールで発売するという情報が出てきた。
もしかすると、Appleはこれらの問題を解決することに成功したのかもしれないが、詳細は残念ながら不明。
ただし今回の情報が本当だった場合、今年発売すると言われている「iPhone 7s / 7s Plus」と「iPhone 8」は9月に同時に発表され、我々が新型iPhoneを10月に手にすることができるかもしれない。この情報が本当であることを願うばかりだが、続報に期待しよう。
[ via DigiTimes ]