昨日、アメリカの投資銀行JPモルガンは、「iPhone 8」に関する最新レポートを公開した。
同レポートでは「iPhone 8」には「AirPods」が同梱されるなど、にわかには信じがたい情報が含まれていたが、さらにスピーカーの性能や防水性能にも触れられていたため、改めて紹介しようと思う。
「iPhone 8」の防水性能は向上?ステレオサウンドも音質が良くなるかも
JPモルガンのアナリストらによるレポートでは、「iPhone 8」は”レシーバー”の性能が向上し、より綺麗なステレオサウンドが楽しめるとされている。
iPhoneの”レシーバー”と言われて、ピンと来る人はおそらく少ないと思うが、これはiPhoneの上部に配置されている受話口のこと。
通常、このパーツは電話をするときに相手の声を聞くために存在するものだが、「iPhone 7」からはスピーカーとしても機能することにより、本体下部のスピーカーと合わせてステレオサウンドを楽しめるようになった。
このレシーバーが、「iPhone 8」でどのように改良されるかについては明らかにされていないが、もしかするともっと綺麗な音で音楽を楽しめるようになるかもしれない。
また、レポートでは「iPhone 8」はより高い防水性能が実現できるのではないかと予想されている。これは、先ほどのレシーバーの防水性能が上がることによって実現できるとしているが、こちらも具体的にどれほどの防水性能になるのかは明らかにされていない。
「iPhone 7」がすでにIP67という高い防水等級を持つ端末であることから、これよりも高い防水性能を持つとすれば、さらに高い等級「IP68」に匹敵する防水性能を持つかもしれない。これは、今年発表されたばかりの「Samung Galaxy S8」に匹敵するほどの防水等級だ。
JPモルガンのレポートは正直言って信ぴょう性は低い。先日の「AirPods」の同梱話も個人的には可能性は低いと思っていて、実現するかどうかは怪しいところ。
ただ、防水や音質の性能に関しては、iPhoneは毎年着実に向上してきていることから、今年も性能が向上する可能性は十分ある。
「iPhone 7」で初めて完全防水端末となったiPhoneだが、今年はもっと強靭な肉体を持った端末が登場してくるのかもしれない。
[ via MacRumors ]