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Microsoft、「Surface Laptop」を6月より販売開始 「Windows 10 S」を搭載した薄型ラップトップ、価格は999ドルから

米Microsoftは5月2日、噂の新しい薄型ラップトップ「Surface Laptop」を発表した

学生向けに作られた同端末はすでに予約受付も開始され、6月15日に出荷が開始される予定。価格は999ドルで提供される。

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噂の「Surface Laptop」が発表 学生向けクラムシェルラップトップ

「Surface Laptop」は、同日に発表された学生向けのOS「Windows 10 S」を搭載した新型モデル。従来モデルはディスプレイとキーボード部分を切り離して使うことでタブレットとしても使える「2in1」を中心に投入されてきたが、「Surface Laptop」はいわゆるクラムシェルPCという一体型モデル。その代わり、厚さ14.48mm・重量1.252kgという軽量化と薄型化を実現しているのが特徴だ。

スクリーンにはPixelSenseディスプレイが採用され、サイズは13.5インチ。解像度は2,256×1,504(アスペクト比3:2)だ。ディスプレイはタッチスクリーンになっており、端末の操作をタッチするだけでできるようになっている。

また、Surfaceペンや昨年11月に発売した「Surface Dial」を使用することで、クリエイティブな仕事をこなすこともできるように。

キーボードのキーストロークは1.5mm。キー配置の裏には、LEDバックライトも用意されている。

また、「Surface Laptop」のキーボード周りには「Surface Pro 4」でも採用された「アルカンターラ」と呼ばれる人工皮革を採用、長時間使用しても手が疲れないパームレストになっているのが同端末の特徴だ。

搭載されているプロセッサはCore i5/i7(第7世代)。RAM容量は4/8/16GB、ストレージ容量は128GB/256GB/512GBで、全てSSDが使用されている。Microsoft曰く、同端末の処理速度は「MacBook Air」よりも50%以上高速になっているそうだ。

バッテリー駆動時間は動画再生状態で最大14.5時間。過去最大容量のバッテリーが搭載され、長時間の使用にも耐久できるように。これはマザーボードを小型化したおかげで、実現できたとのこと。

搭載されているポートは、USB 3.0やMini DisplayPort、Surface Connect。通信はIEEE 802.11ac、Bluetooth 4.0 LEにも対応している。そのほかにも、Windows Hello対応カメラも搭載するおかげで、スムーズなサインインが可能だ。

カラーラインナップは、「プラチナ/バーガンディ(赤)/コバルトブルー/グラファイトゴールド」の4色展開。

ちなみに冒頭でも触れたように、搭載されるOSは「Windows 10 S」だが、米国内においては2017年内であれば無償で「Windows 10 Pro」にアップグレードすることができるとのことだ。

「Surface Laptop」の発売日は6月15日で、当初は以下の国(全20カ国)で販売される予定。また、i7搭載モデルに関しては今年の夏に発売する。

アメリカ / イギリス / オーストラリア / ニュージーランド / フランス / イタリア / ドイツ / オランダ / スペイン / ポルトガル / スイス / ベルギー / デンマーク / フィンランド / オーストリア / ルクセンブルク / スウェーデン / ノルウェー / アイルランド

米国内での予約受付はすでに開始されているが、日本での展開時期については残念ながら現時点での発表はない。