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次期iPhoneのプレミアムモデルは、両面を2.5Dガラス板で挟んだスチール筐体を採用へ 有機ELディスプレイを採用し、VR技術にも対応?

ここ最近、次期iPhoneのプレミアムモデルこと「iPhone 8」の噂が絶えない。

「Touch ID」のディスプレイ内蔵が難しくテスト段階を抜け出せないでいることや、デュアルレンズカメラが縦並びになるなど様々な情報が飛び交っている中、新たに日本のMacお宝鑑定団Blog (羅針盤)が新型iPhoneに関する情報を提供している。

次期iPhoneのプレミアムモデルは、やはりホームボタンが廃止され、FaceTimeカメラが画面内に統合した全面液晶ディスプレイデザインとなるとのこと。

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プレミアムモデルは「iPhone 8」ではなく「iPhone Edition」に ようやくテスト段階から移行

Macお宝鑑定団Blogの情報によると、次期iPhoneのプレミアムモデルは「iPhone Edition」。海外メディアを中心に「iPhone 8」と呼ばれてきたが、その立ち位置は「Apple Watch Edition」のような最上位モデルということなのだろう。

「iPhone Edition」はようやく、EVT(Engineer verification test)段階から、次の段階のDVT(Design verification test)に移行。開発が少しずつだが進捗しているようだ。

「iPhone Edition」のデザインは、前面と背面に2.5Dエッジ仕様の強化ガラス板が採用され、それらでステンレススチールフレームを挟むようなデザインに。スチールフレームが露出するサイドエッジ部分は、Apple Watch ステンレススチールケースのように磨きがかったものになるとのこと。光が当たった時にキラリとかっこよく光そうだ。

そして以前からの情報通り、ホームボタンは廃止されるそうだが、現時点では「Touch ID」がディスプレイ内に統合されるかどうかについては不明であるとのこと。FaceTimeカメラなどのコンポーネントが液晶に統合され、全面がディスプレイ化したデザインになる。

そして、液晶ディスプレイには有機ELディスプレイを採用。有機ELディスプレイに関しては、すでにAppleはサプライヤーに対して一定数のディスプレイ発注を行なっているという報道もあるため、同ディスプレイが使用されるのはほぼ確定路線。従来のディスプレイよりも綺麗な画面でiPhoneを操作することができるはずだ。

ちなみにMacお宝鑑定団Blogによると、「iPhone Edition」では曲面ディスプレイは採用されず、従来通りのフラット型液晶ディスプレイが採用されるとみている。これに関してはiPhoneのGalaxy化を危惧していた人にとって朗報とも言えるだろう。

Macお宝鑑定団Blogは、12月に背面カメラが縦並びになる可能性があると伝えていたが、これはEmergent VR技術を応用したVR撮影ができるようにするためであるとのこと。具体的にどのように活用されるのかは不明だが、スマホ用のVRヘッドセットに装着するためにiPhoneを横向きにした際のカメラ位置が横並びになる必要があるからだと思われる。

Appleがわざわざデュアルレンズカメラを縦並びにするには、こういった理由があるのかもしれない。

また、同時に発表される予定の「iPhone 7s / 7s Plus」に関してもデザインが一部見直され、若干厚みが増す可能性があるとのこと。よって、従来の保護ケースを装着して使うことはできないものと予想されているとのこと。

ちなみに、Appleは「iPhone Edition」を第1四半期だけで7,000万台~1億台程度の販売を見込んでいる可能性があるという。

いよいよEVTからDVTにフェーズが移行された「iPhone Edition」。開発の遅れが囁かれていたものの、今年の秋に向けて着実に開発が進められているようだ。個人的に気になるのは「Touch ID」の存在がどのような扱いになるのか。

先ほどの記事で、Appleは「Touch ID」をディスプレイ内に搭載できなかった場合に「Touch ID」を廃止する可能性も指摘されていたが、無事に「Touch ID」を搭載することができたのだろうか。発売までまだ半年近くあるが徐々にその全貌が明らかになりつつある。今年のiPhoneがどのような端末になるのか、注目が集まる。

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