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Apple、米カリフォルニア州の公道で自動運転車用ソフトウェアのテストを実施か 車両管理局から認可を取得

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いよいよAppleは、独自で開発中の自動運転車を、公道で試す段階にきているのかもしれない。

Appleは、米カリフォルニア州内の公道で自動運転車のテストを実施するための認可を、カリフォルニア州車両管理局から取得したようだ。Business InsiderBloombergが伝えている。

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Appleが開発しているのは自動運転車?それとも車に搭載させるソフトウェア?

Appleが密かに行っている自動車運転車の開発プロジェクトの名前は「Titan (タイタン)」。このプロジェクトについてはAppleも存在を暗に認めているもので、アナリストやメディアからは、早ければ2020年頃にAppleの自動運転車がリリースされることが予想されていた。

一時は盛んに報道されていたものの、開発の難しさからAppleは密かに同プロジェクトを中止したのではないかとも囁かれていたが、どうやら開発はまだ続けられていたようだ。

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今回、Appleはカリフォルニア州の車両管理局から、公道で自動運転車をテストする認可を取得。これで、実際に公道で車を走らせながら走行データを取得したりすることが可能になったとのこと。

Business Insiderの記者はAppleに対して、すでに公道でテストランを行なっているのかどうか聞いたところ、Appleはいつも通りコメントすることを拒否。「機械学習と機械の自律システムに大きな投資を行っている」と以前と変わらぬコメントを発している。

ちなみにBloombergによると、Appleは公道で自律技術のテストを行うために認可を取得。今後は既存の車を使って、走行データを取得する予定であるとも伝えている。

カリフォルニア州の車両管理局から公道でのテストを認可されているメーカーはこれで30社。その中にはTeslaやGoogleなども含まれており、各社は自動運転車の開発にしのぎを削っている。

自動運転車に関しては、すでに一部のメーカーから同システムが搭載された車が発売されているが、まだまだ技術的には成熟しておらず、また規制などクリアしないといけない問題が多い。そのため、大衆に普及するまではまだまだ時間がかかると予想されている。ただ、自動運転車のニーズはかなり大きく、アナリストによると将来的に市場規模は数十億ドル規模まで成長するとのこと。

Appleはすでに数千人規模の人員を雇用し、自動運転車の開発にあたっている。開発の進捗の遅さから、プロジェクト自体の中止も指摘されていたが、もしかするとこれらの問題を克服したのかもしれない。

ただし一部報道では、Appleは自動運転車の開発を一時中止しており、まずは自動運転車に搭載する自律ソフトウェアの開発を目指しているとも伝えられており、Appleが現在何を積極的に開発しているのかについては明らかになっていない。

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