本日、Appleはデベロッパー向けに「iOS 10.3 Beta 7」を、パブリックベータテスター向けに「iOS 10.3 Public Beta 7」を公開した。
今回公開された「iOS 10.3 Beta 7」「iOS 10.3 Public Beta 7」では、現段階では特に変更・追加された点などは見つかっていない。3日前にも「iOS 10.3 Beta 6」「iOS 10.3 Public Beta 6」がリリースされたばかりなので、おそらくはその際に修正しきれなかった細かいバグの修正や、パフォーマンスの改善などが行われているものと思われる。
今回のベータ版がこれだけ早くにリリースされたとなれば、そろそろ正式版「iOS 10.3」のリリースが近づいてきていると言えるのかもしれない。早ければ来週にもリリースされる可能性があるので、深夜〜朝方の情報には気をつけておこう。
「iOS 10.3 Beta 7」のビルドナンバーは「14E5277a」。デベロッパー及びパブリックベータテスター参加者は忘れずにアップデートしておこう!
ちなみに「iOS 10.3」では、「AirPodsを探す」や、新しいファイルシステム「Apple File System (APFS)」の採用による起動の高速化、設定アプリ内で32bitアプリを表示する項目の追加などが行われる予定だ。
今回公開されているパブリックベータ版は、Appleが提供している「Apple Beta Software Program」に端末を登録することで誰でも利用することができる。登録の仕方は以下の記事を参考にしてほしい。
パブリックベータ版を利用する際の注意としては、まず前提として「Apple Beta Software Program」はパブリックベータテスターに対し、最新ベータを提供することでバグなどの問題点を見つけてもらうために行われているプログラム。なので、正式版とは違い予期せぬ重大な不具合が起きる可能性がある。
最新の機能をいち早く利用できるというメリットもあるのも確かだが、利用する場合はユーザーの自己責任ということになるのでこの点は注意していただきたい。