以前からの噂通り、やはり「iPhone SE」には新型モデルが用意されているのだろうか。
MacRumorsによると、アメリカの大手小売店Targetが「iPhone SE」の在庫をAppleに返却する動きが確認されたとのこと。発売前の在庫整理の可能性が指摘されている。
新型モデルの登場を前に在庫を整理?それとも売れ行きが芳しくないため返品?
MacRumorsが入手したTargetの社内通達によれば、Targetの本社は各店舗に対し、現在店舗内で余っている「iPhone SE」をAppleに対して返却するよう指示した内容が書かれていたとのこと。
返品対象となっているのはSIMフリー版「iPhone SE」の16GB/64GBモデル(全カラー)、そして米Sprintモデルの2種類。今回、Targetが「iPhone SE」の返却する理由については、特に明らかになってはいない。
Targetのある女性従業員によると、彼女の働いている店舗では2016年9月に「iPhone 7」が発売する以前から「iPhone SE」の在庫を仕入れていなかったため、単純に売れ行きが良くなかったことから返却する流れになっただけなのかもしれない。
しかし、先日からの情報からAppleは「iPhone SE」の新型モデルを投入することが予想されており、新型モデルの登場に先駆けて早めに在庫の整理をしているという見方もできる。
これだけでは、どちらが正解かを判断するには不十分。新型モデルが出るか出ないかについては未だ不明のままだ。
ちなみに、Appleが発表するかもしれない新型「iPhone SE」についてだが、もし発表されたとしてもストレージ容量が倍になるくらいで、そのほかのスペックについては特に変更点はないものとみられている。
ストレージ容量は128GBが用意されるとされているが、そのほかに16GBモデルと64GBモデルが今後も継続で販売されるかどうかについては分かっていない。