「iPhone 8」には5.8インチ有機ELディスプレイや3GBのRAMが搭載 ストレージは64GBと256GBの2種類に

2017年に発売するiPhoneは3モデル構成になると言われており、従来モデルから大きな変更がほとんどない「iPhone 7s」と「iPhone 7s Plus」の他に、ハイエンドモデルの「iPhone 8」が登場するという説が現状では濃厚だ。

このうちの「iPhone 8」については、ホームボタンが廃止されるおかげで前面が全てディスプレイ化し、端末の大きさは4.7インチモデルと同じでありながら、ディスプレイサイズが大きくなるとされているが、これらの説の信ぴょう性が増すような情報が登場しているのでご紹介しよう。

TrendForceのレポートによると、「iPhone 8」ではホームボタンが廃止され、5.8インチの有機ELディスプレイや3GBのRAMが搭載されるとのこと。9to5Macが伝えている。

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5.8インチの有機ELディスプレイや3GBのRAMが搭載、ストレージ容量は64GBと256GBに

TrendForceのレポートでは、先ほどもお伝えしたような「iPhone 8」のこれまでの噂を肯定するような内容が記載されており、5.8インチの有機ELディスプレイが搭載され、「iPhone 7 Plus」と同じくRAMは3GBになるとしている。

ただし、搭載されるディスプレイは曲面ディスプレイにはならず、現行モデルと同様のラウンドエッジ加工が施された2.5Dディスプレイになるとのこと。

また、ストレージは64GBと256GBの2種類が用意され、顔認識とARアプリに対応する3Dセンシング機能が搭載。「iPhone 8」の価格については、他でも伝えられている通り1,000ドル以上の高価なモデルになることが考えられるとしている。

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今回のレポートにより、ホームボタンの廃止やそれに伴うディスプレイサイズの巨大化有機ELディスプレイの搭載などがより有力になった。ただ、ストレージ容量のラインナップが64GBと256GBの2種類になれば、128GBを選んでいたユーザーは必然的に256GBを選ばざるを得ない状況になるかもしれない。

これまでの情報と唯一食い違うのは、曲面ディスプレイが採用されないという点。

レポートによると、曲面ディスプレイは生産性が悪く、落下テストの結果が良くなかったことから最終的に不採用になったとされている。曲面ディスプレイになったからといって特段操作しやすくはならないとは思うので、iPhoneのSamsung化を懸念していたユーザーにとっては朗報となりそうだ。

ちなみに、TrendForceのレポートでは4.7インチと5.5インチのモデルについての情報も記載されている。両モデルには液晶ディスプレイが採用され、RAMは従来と同じく4.7インチモデルが2GB、5.5インチモデルが3GBになり、4.7インチモデルの最大ストレージ容量は256GBになるとのこと。

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