昨年6月に開催された「E3 2016」で、ソニーは懐かしの名作「クラッシュ・バンディクー」のリメイク作品「クラッシュ・バンディクー トリロジー(正式タイトルはCrash Bandicoot N. Sane Trilogy)」を発表した。
同ゲームはシリーズ初期3作をHDリマスター化してPS4に蘇らせるトリロジー作品で、世界中のユーザーから期待の声が上がっていたが、先ほどようやく発売日が明らかにされた。
海外でのリリースは6月30日 日本でのリリースについては不明
米PlayStation.Blogによると、アメリカ国内でのリリース日は6月30日(現地時間)になり、当初の発表通りPS4でリリースされる予定であるとのこと。
ちなみに、同リマスターではオリジナルのマップデザインやテクスチャをPS4用に再構成。PBR(物理ベースのレンダリング)エンジンの導入により、リアルタイムでの演算が可能になった。そのため、画質がよりリアルで自然になったことで、以前とは全く違う作品のように楽しめるようになっているとのこと。
また、音楽も再度作り直しているようだ。当時のPlayStationの処理能力を考慮して制作されたこともあり、現代のスタンダードから比べると音質はさほどよくはない。
「PlayStation 4」はより多くのリソース(処理能力)を利用できるため、ゲーム内サウンドはより高い音質に作り変えることができた。元々の音源を忠実に再現し、より迫力のある音楽へと昇華することができたようだ。
また、当時存在しなかったオートセーブ機能やタイムトライアル機能なども新規実装されるとのことなので、昔とは少し違ったプレイも楽しめるかもしれない。
残念ながら、日本でのリリース時期については現時点では不明。そもそも公式からも、日本でのリリース予定については触れられていない状況。個人的には海外と同時にリリースされることを切に望んでいるのだが、果たして。