昨日、最大で6台のデバイスを同時に充電できるRAVPowerの「6ポートUSB充電器」をご紹介した。
同製品はポート数が多く、大量のデバイスを同時に充電できるという強みがあるが、AC電源ケーブルをコンセントに繋ぐ必要があるため、どちらかというと家のどこかに据え置くタイプの充電器だ。
しかし、普段からスマホやラップトップPCなどを使っている人は、家の外でも充電がしたくなることがあるはず。先ほどの「6ポートUSB充電器」を持ち運んでも良いのだが、持ち運ぶ際に電源ケーブルがカバンを圧迫してしまうという欠点がある。
そんなときには、電源ケーブルを使わずスマートに4つのデバイスを同時に充電できる「RAVPower 4ポートUSB充電器」を使ってみてはいかがだろうか。
今回もRAVPowerからサンプルを提供していただき、同製品を実際に使ってみたところ、「6ポートUSB充電器」との違いや、同製品ならではの良さなどを発見することができたので、同記事で早速紹介していこうと思う!
最大4台のデバイスを同時にフルスピード充電ができるUSB充電器
こちらが、今回紹介する「RAVPower 4ポートUSB充電器」のパッケージ。意外にも箱は小さく、中の製品がコンパクトであることがわかる。
パッケージを開封すると、中には充電器本体の他に、取扱説明書が同梱されていた
こちらが、「RAVPower 4ポートUSB充電器」の本体。
本体はまさに黒一色で、昨日紹介した「RAVPower 6ポートUSB充電器」と同じくマット仕上がりの非常にクールなデザインが採用されている。
表面は意外にもスベスベ。しっかり手に馴染む手触りをしているので、手で持っても不快感はない。また、傷がつきづらそうな素材を使用しているため、中身がゴッチャゴチャなカバンの中に入れて持ち歩いたとしても問題なさそう。
「RAVPower 4ポートUSB充電器」はスマホやタブレットを最大4台まで同時に充電できるUSB充電器。例えばiPhoneを充電している隣で、iPadなどのタブレットをスイスイ充電できてしまう。
全部で4つの充電ポートが搭載されており、それぞれの充電ポートは最大2.4A/5Vまでの出力に対応。iPadの購入時についてくる純正の充電器は2.1A/5Vまで対応しているので、RAVPowerの充電器に搭載されたポートは、純正の充電器以上のパワーを持っていることになる。
同充電器には各ポートに「iSmart」という独自の充電機能が搭載されている。この「iSmart」とは、接続されたデバイスを自動で検知、最適な電流を流すことで常に最大速度でデバイスが充電できるという機能だ。
今回のUSB充電器には、全充電ポートに同機能が搭載されているので、ユーザーは充電するときにどれを使うか選ぶ必要は全くない。地味に便利だ。
「RAVPower 4ポートUSB充電器」の最大の魅力はコンパクトさ
そして「RAVPower 4ポートUSB充電器」を語る上で、最も重要なポイントがある。それは非常にコンパクトであるということ。
「RAVPower 4ポートUSB充電器」の大きさは、なんと7×5.5×2.9cmほどしかない。数字だけ言われてもどのくらい小さいのか分かりづらいと思うので、どれくらいコンパクトか比べるために、Appleの純正充電器と並べて撮影してみた。
上が比較画像。左から「RAVPower 4ポートUSB充電器」、iPad用、iPhone用の純正充電器だ。もちろん一番大きいのは「RAVPower 4ポートUSB充電器」だが、Appleの純正充電器は充電ポートがひとつしかないのに対して、RAVPowerの充電器は4つもある。
しかも、どのポートも純正充電器より早く充電できる。これだけでも、どの充電器を選ぶべきかは一目瞭然だと思う。
「RAVPower 4ポートUSB充電器」を使って、実際に家で充電してみた
実際に使ってみた。プラグは折畳式になっているので、使う際には折り畳まれたプラグを本体から引っ張り出してコンセントに接続する。
僕の自宅のコンセントに接続してみて気づいたことがある。それは、ごく一般的な二つ穴式コンセントのうち、下段に接続すれば上段のコンセントを埋めることがないということ。
今回のような多数の充電ポートを持つUSB充電器は、充電器が他のコンセントを埋めることはよくあることだが、「RAVPower 4ポートUSB充電器」はそれを許さない。
地味なことかもしれないが、こういったユーザーへの小さな配慮がその製品の良さを決める。これだから僕はRAVPowerの製品が好きなんだ。
充電性能は申し分なし。手元にあるiPad2台とスマホ2台を接続してみたが、グングン充電ができた。具体的にどれほど早いかは検証していないが、純正の充電器に比べたら明らかに早いのは間違いない。
USBポート内には白のLEDライトが隠されていて、暗い場所でも使える便利仕様
一応、12インチ型「MacBook」の充電もできるらしい。さすがに、使いながら充電することはできないが、パタンと閉めた状態であれば少しずつだが充電はできる。
もちろん、iPhoneやiPadの他にも、USBから充電できる端末であればほとんどの製品が充電できる。家にあるワイヤレススピーカーやイヤホンも充電できたので、充電するデバイスが家に多数ある人は同充電器を使ってみてほしい。
他にも、「RAVPower 4ポートUSB充電器」にはマルチ充電保護システムという、過充電やショートといったトラブルを防止する仕組みが搭載されている。
また、AC100-240Vの電圧にも対応しているので、日本だけでなく海外でも安心して使用ができる(コンセント、プラグの形状によっては変換の必要あり)などあらゆる環境でも使える便利さと安心感もある。
以上が「RAVPower 4ポートUSB充電器」の使用感や機能の紹介。実際に使ってみたが、かなりのコンパクトぶりから僕の主力充電器のひとつとして活躍することは間違いないだろう。
特に活躍しそうなのが、旅行や出張先のホテルでデバイスを充電する時。ホテルの部屋内にある電源は予想以上に少ないことも多く、最悪1台ずつ充電しなくてはいけない場合も。
同時に持ち歩く充電器の数も減らせるので、2台以上のデバイスを持っている時点で、この手の製品を検討する価値はあるはず。家族や友人と充電ポートをシェアするのも良いかもしれない。
「RAVPower 4ポートUSB充電器」は、現在Amazonで1,699円で販売中。ちなみに今回紹介したのはブラックモデルだが、その他にホワイトモデルも存在する。価格は同じなので、購入の際はどちらか好きな方を選択しよう。