今年のiPhoneのラインナップは、従来型の4.7インチモデルと5.5インチモデル、そして新たに5インチモデルが追加され、全3モデル体制になると言われている。この5インチモデルに関しては、多数の新機能が搭載される予定だという噂だが、一番可能性が高いのは有機ELディスプレイが採用されるということ。
Appleは昨年のような品薄を回避するために、すでに製造開始へ着手していると言われていたが、すでにディスプレイの発注が本格化しているようだ。中央日報によると、Appleは韓国Samsung Displayに対して、5インチサイズ級の有機ELディスプレイを発注したという。
やはり次期iPhoneには5インチモデルが登場か
今回、Appleが追加発注した有機ELディスプレイは約5兆ウォン分、日本円にすると約4,933億円。追加発注枚数は6,000万枚とかなり大規模だ。今回の話は、業界関係者からの情報とのことなので信憑性が高い。
ちなみに昨年4月にも、AppleはSamsung Displayに対し、iPhone向けフレキシブル有機ELパネルを1億枚(約8兆ウォン)程度、発注したことがあるとのこと。
今回の情報が正しければ、追加発注のおかげでSamsung DisplayはAppleに対して合計1億6000万枚のディスプレイを供給することになる。そのため、1年で2億台以上が販売されるiPhoneのうち、約8割程度にSamsung Displayの製品が採用されることに。
ちなみに、噂の5インチ型iPhoneに関しては、現時点ではワイヤレス充電機能や全面ディスプレイの搭載が噂されており、これらはかなり有力な情報となっている。特にワイヤレス充電に関しては、10周年を記念した端末としての目玉機能になる可能性があり、世界的に注目が集まっている状態。
中には、「Galaxy Edge」シリーズのような曲面ディスプレイの採用も噂されているが、今回のディスプレイが曲面タイプであるかどうかについては触れられていないので、実現するかどうかは不明だ。
[ via IT速報 ]