他のApple製品に比べるとイマイチ人気がない「Apple TV」だが、今後は販売戦略が大きく変わるかもしれない。
Bloombergによると、AppleはAmazonの「Fire TV」の責任者を引き抜き、「Apple TV」のマーケティング担当副社長に任命したことが判明したと伝えている。
「Fire TV」の元責任者を「Apple TV」のマーケティング担当副社長に任命
Appleが今回引き抜きを行なったのは、Timothy D. Twerdahl氏。 LinkedInのプロフィールによれば、2013年以降にAmazonの「Fire TV」のゼネラルマネージャー及びディレクターを務めていた人物だ。
Appleの広報担当によると、Twerdahl氏は「Apple TV」のマーケティング担当副社長として、すでに今月からAppleに加わっているとのこと。
「Apple TV(第4世代)」が発売されてからしばらく経つが、その売り上げはApple全体の売り上げのたったの5%程度。Appleとしては「Apple TV」を、一番力を入れている「iPhone」までとは言わないが、「Mac」や「iPad」のように大きな売上を生み出す存在にしたいはず。
Twerdahl氏が加わったことにより、「Apple TV」の販売にどんな影響が出るのかは未知数だが、新たな視点から「Apple TV」を見つめ直すことで、より違ったマーケティングが展開されるのではないだろうか。