先日、Facebookは「Messenger」アプリの収益化に踏み出し、広告の表示をテストしていることをお伝えしたが、次は動画広告での収益の獲得を目指している可能性が浮上してきた。
Reutersによると、Facebookは「Apple TV」などのテレビ視聴セットトップボックス向けにアプリを開発中で、同アプリが動画広告の獲得に活用されるようだと報じている。
先日の「Messenger」アプリの収益化など、Facebookは広告収入の獲得に力を入れており、今回開発されているアプリではより収益率の高い動画広告で収益を獲得しようとする姿勢が見られる。
また、これに関係する動きとしては、Facebookはテレビ並みの動画を制作する技術に関するライセンス契約について複数のメディア会社と協議を行っていることも伝えられているとのこと。
ただ、現段階ではアプリの詳細は不明で、リリースがいつ頃になるのか、どんなアプリになるのかも分からない状態だ。
ちなみに、今回の件とは直接関係ないが、FacebookはアプリやWEBサイトで「Apple TV」への動画転送をサポートしており、動画が添付された投稿を表示し、画面右上の「Cast」ボタンをタップして出力先を選ぶことで、「Apple TV」を接続しているディスプレイなどで大画面で視聴することが可能だ。
Facebookの映像コンテンツを「Apple TV」で楽しみたい人は同機能を利用してみてほしい。