先日、スマホ関連アクセサリを販売するAnkerは、アンケートに答えたら先着順でスティック型モバイルバッテリー「Anker PowerCore 5000」をプレゼントするというキャンペーンを実施していた。
実際に、どれくらいのユーザーが申し込んだのかは不明だが、僕も試しにキャンペーン開始直後に申し込んでみたら、先日モバイルバッテリーが送られてきたので、数週間ほど使ってみた。
無料で手に入れたものとはいえ性能は十分で、ポケットに入れて持ち運ぶといつもより安心してスマホを使えることが分かったので、今回はレビューで同製品を紹介しようと思う!
ポケットに入れておくと何ともいえない安心感が生まれる不思議なモバイルバッテリー
「Anker PowerCore 5000」はとても小さいモバイルバッテリーだが、意外とパワフル。ポケットにスッポリ入るサイズであるにも関わらず、なんと「iPhone 6s」を2回、「Galaxy S7」を約1回充電できる。
容量は5,000mAhとモバイルバッテリーの中では割と平均的ではあるものの、コンパクトさに関しては他の製品と比べると圧倒的。
本体の写真はこちら。携行ライトのような見た目からしてかなりのコンパクトさを感じるが、これに5,000mAhも入っているとは正直驚き。
見た目よりは少し重いと感じたものの、実際に測ってみると133g(グラム)と、同じバッテリー容量のモバイルバッテリーと大差ないか若干軽いくらい。
ポケットに入れようとすると、こんな感じ。僕はいつも車の鍵とセットでポケットに忍ばせているのだが、車の鍵とゴチャゴチャになってバッテリー表面に少し傷がつくくらいで、邪魔だと感じたことはほとんどない。
「Anker PowerCore 5000」を持っておくと、普段から安心してスマホを使う事ができる。ポケットに入れてさえいれば、いつでもバッテリー残量が少なくなったスマホをすぐに充電する事ができるからだ。
スマホに限らず、モバイルルータやiPadだって充電できる。さすがにiPadを充電するにはバッテリー容量が心もとないが、充電できないよりはマシかな。
同モバイルバッテリーの他に、LightningケーブルとmicroUSBケーブルをそれぞれ1本持っておけば大概の機器は充電できるので、いざという時のために1本持っておくと安心だ。
搭載されているAnkerの独自技術「PowerIQ」と「VoltageBoost」で、最大2Aでの高速充電が可能。iPhoneは2Aでの高速充電はできないが、端末毎に最適な電流を流す「PowerIQ」のおかげで、ある程度のスピードで充電ができるなど、iOSユーザーにもオススメだ。
スマホなどの端末を充電するには、本体上部にあるUSBポートに充電ケーブルを挿してスマホにつなげるだけ。また、モバイルバッテリー自体を充電するには、上記のUSBポートとは別にmicroUSBポートが備え付けられているので、充電器と接続して充電しよう。
ちなみに、スマホ充電用ケーブルはmicroUSBケーブルしか同梱していない上に、充電器も付属はしてこないので、モバイルバッテリーを充電する際は家にあるスマホ用の充電器を使うか、別個に購入しておくことをお勧めする。
モバイルバッテリー本体の充電は残量にもよるが、ほぼ空の状態から約3時間程度。最大1.8Aでの充電ができる。
本体のバッテリー残量に関しては、LED表示で確認しよう。本製品には、LEDによるバッテリー残量表示機能が備わっていて、通電時(もしくはLEDの下にあるボタンをポチッと押す)にスマホのバッテリー残量を確認する事ができる。
バッテリーの残量表示は、3段階。バッテリー容量が少なくなるにつれて、表示数が少なくなる仕組み。常にフルにしておく必要はないと思うが、表示数が一つになったら、さすがに充電しておいた方がいいだろう。
ちなみに、「Anker PowerCore 5000」を購入すると以下のような持ち運び用のケースもついてくるので、僕のようにポケットに入れて持ち運ぶ他にも、カバンなどに入れるのも勿論アリだろう。
以上が、「Anker PowerCore 5000」のレビュー。ラップトップやタブレットを充電するには心もとないのは事実だが、いざという時のためのモバイルバッテリーとしてはとても優秀だ。
世界広しといえども、円筒形のモバイルバッテリー製品は意外と少なく、またここまでコンパクトな製品はほとんどない。
普段からスマホのバッテリーを気にして使っているくらいだったら、ポケットなどに一つ忍ばせておくと、そんな心配をする必要がなくなるだろう。価格も1,899円と割と安いので、もし気になったらぜひ1本どうぞ!