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Google、「Chrome 55」の安定版をリリース 「Flash」コンテンツが駆逐され「HTML5」がデフォルト化

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昨日、Googleは提供するブラウザ「Chrome」の最新版となる「Chrome 55」をリリース。しばらく前から宣言していた通り、「Flash」ベースのコンテンツのデフォルト表示を終了し、新たに「HTML5」のデフォルト表示に置き換えた。

「Chrome」はv53でFlashベースの広告コンテンツがブロックされ、v54ではYouTube Flash PlayerがHTML5に置き換えられていた。そのため、今回リリースされたv55をもって、ほぼ全てのFlashコンテンツがシャットアウト。

今後は「HTML5」への対応が必要になるが、FlashからHTML5へ切り替えたページは消費電力が少なくなり、ページのロード時間も短縮、セキュリティの向上など良いことも多い。ちなみに、v55ではその他にもメモリ管理も改善される予定。より高いパフォーマンスを発揮できるようになるとのことだ。

YouTube.com、Facebook.com、Yahoo.comといった大手10サイトに関しては今後もしばらくFlashが利用可能とされているが、その他のサイトに関しては、ユーザーに対しFlashを利用するかどうかが問われるようになる。

今回、リリースされた「Chrome 55.0.2883.75」では合計36件の脆弱性も修正。中には深刻な脆弱性も存在(12件)するので、Chrome利用者はアップデートしておこう。

12月リリース予定の「Google Chrome 55」、メモリ管理が改善で動作がサクサクになる予定
12月にはFlashコンテンツがブロックされることがすでに発表されている#$GoogleのWEBブラウザ「Google Chrome」だが、本日、多くのユーザーにとってとても良いニュースが舞い込んできた。 CNETによると、12月にリリース...

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