先日、PC/PS4用ゲーム「No Man’s Sky」の次期大型アップデート「Founfation Update」を発表したHello Gamesだが、本日そのアップデート内容の詳細が発表された。
前回の時点では、ユーザーの宇宙探索のベースとなる「基地建設」が可能になるという内容しか分かっていなかったが、ユーザーの予想に反して非常に大きなアップデートであることが判明しているので詳細をお伝えしよう!
探索基地は、地上だけでなく宇宙空間(大型貨物船)にも作れることが判明
今回、Hello Gamesが発表した「バージョン1.1」のアップデート内容は、新規に追加されるコンテンツ量がとても多い。
まずは、ゲームモードの新設。今までは「ノーマルモード」と呼ばれる探索がメインのモードだったのが、今回からは「クリエイティブモード」や「サバイバルモード」が追加。
現時点で分かっているのは、「クリエイティブモード」は、制限なく宇宙空間を探索したり、巨大な基地を自由に建設ができるというモードで、「サバイバルモード」がプレイヤーのスキルや経験値を問う内容になっていると発表されている。このサバイバルモードに関しては、いわゆる「ハードモード」のようなものだと思われる。
次に、今回のアップデートのメインの内容「基地建設」。今回のアップデートは「今後のアップデートのベースとなる」と言われていただけに、そこまで大きな基地は建設できないと踏んでいたのだが、予想よりも自由度が高いことが判明。
ユーザーは無人基地を地上で発見し、それを自分の基地に改良することができるという。
自分ものにしたベースキャンプには、エイリアンを雇って技術の研究をさせたり、植物資源を栽培することが可能になるとのこと。他にも、宇宙ステーションとの間でテレポートができたり、ストレージ(持ち物を保管する場所)を増やすこともできるという。
基地は、直感的に、そしてユーザーの好きなように建設することができ、拡張することでできることが多くなっていくようだ。
そして、個人的に一番ビックリしたのが宇宙にも基地が作れるということ。基地というよりは貨物船といったほうが正しいのだが、ユーザーは大型貨物船を購入し、そこを本拠地とすることが可能になるとのこと。
貨物船を自由に操縦できるわけではなさそうだが、ユーザーはこの貨物船を任意の場所に召喚することができる。そして、貨物船もあとから拡張することで、もっと便利に宇宙探索ができるようになるとのこと。
新しいバイオーム、リソースの追加や、新しいデバイスの追加、そして人気ゲーム「マインクラフト」のように持ち物をクイックに持ち替えられるUIの追加など様々な要素が実装。
UIについては多くの改善が行われていて、他にも「惑星環境の表示」や探索の「目的」などが常時、もしくは任意のタイミングで表示されるようになる。UIの色合いも変更されていて、より見やすくなるようにもなっていると発表されている。
そして最後になるが、地味に大きい変更点の一つがグラフィックの向上。
PC版とPS4版で仕様が異なるようだが、今までのグラフィックのギザギザ感(ジャギー部分)が除去され、リアル感を演出。また、画質の変更が可能になり、最低スペックのPCユーザーでも多少は軽快に動作するようになっているとのこと。
これらが今回のアップデート「Foundation Update」の概要だ。非常に多くの要素が追加されており、惑星探索が捗りそう。
いよいよ「宇宙お散歩ゲーム」から、「宇宙開発ゲーム」にシフトしつつある「No Man’s Sky」。今後もアップデートでたくさんの機能を実装するとのことなので、個人的には非常に楽しみ。一度は離れてしまったユーザーも、今回のアップデートで再度宇宙探索を楽しんでみてはどうだろうか。
今回の「Foundation Update」は、無料で配信が行われる。アップデートの配布時期は明かされていないが、おそらく近日中に提供開始になると思われる。「Foundation Update」の詳細はこちらからどうぞ。