以前から何度か噂がある「折りたたみ式iPhone」。個人的には、Appleが本当に折りたたみ式のiPhoneを作るとは思えないのだが、Appleの特許取得の動きを見ているとやはり実現してしまうのではないか、そう感じざるを得ない。
Patently Appleによると、Appleは11月1日付で新しい特許を取得しており、その特許の内容は端末の真ん中から曲げて、端末をパタンと折りたたむことができる技術の特許であることが明らかになった。
新技術で折りたたみ式iPhoneを開発中??
これは、米国特許商標庁(USPTO)が公開した特許から明らかになったもので、Appleは「Electronic devices with carbon nanotube printed circuits」というカーボンナノチューブによって基盤の回路をつなぎ、電子信号を伝達するという技術を開発。これを応用することで、折りたたみ式のiPhoneを実現することができるとのこと。
折りたたみ式スマホに関しては、Samsungの「Project Valley」が有名だが、Appleも「折りたたみ式iPhone」をこの世に送り出そうとしているのだろうか。
ちなみに、この特許を出願したのは2014年なので、約2年前には「折りたたみ式iPhone」の構想を練っていた可能性がある。この技術は「iPad」や「MacBook」などの端末にも活用できるため、もしかするとiPhone以外の端末で折りたたみ式端末が登場するかもしれない。
ただ、Appleが本当に折りたたみ式の端末を開発しているかどうかは分からない。Appleは年に何個も特許を取得するが、あくまで特許を取得しただけで、それら全てを実際の製品に組み込む訳ではないからだ。
折りたたみ式iPhoneが出たら触ってみたいような気もするが、実際に使いたいかと聞かれたら正直そうでもない。折りたたみ式にしたら「何か特別なこと」ができるのであれば話は別だが。
ちなみに、CNETはAppleにコメントを求めているとのことだが、回答を得ることはできていないとのこと。
[ via CNET ]