本日、Microsoftは新型端末「Surface Studio」の発表を行ったが、今回の新製品発表イベントで同社は、新型「Surface Book」も発表している。
今回発表された新型の「Surface Book」は、前モデルとほぼデザインは変わっておらずスペックのみを引き上げた端末となっていて、キーボードドック内の拡張バッテリーや、ディスクリートGPUの強化が行われている。
従来の「Surface Book」は、「GeForce 940M」を使用していたが、新型端末では「GeForce 965M」を採用。そのおかげでGPU性能は従来の2倍に引き上げられた。
同時にバッテリー容量も30%増量されたことにより、駆動時間が16時間ほど伸びた。従来モデルの駆動時間が12時間だったことから、約4時間もバッテリー持ちが良くなったことになる。
また冷却ファンについても見直しが行われており、ファンの数が1基増え、合計2基の冷却ファンで冷却を行うように。
これらの仕様変更に伴い、端末の重量は1,576gから1,647gへ多少重くなった。ちなみに、端末サイズなどに関しては全く変わっていない。
「Surface Book」はタブレット型端末だが、ヒンジ付きのキーボードドックに装着することでクラムシェルノートとしても使うことができる2in1タイプPC。
Intelの第6世代Core i7を搭載し、メモリは8GB(もしくは16GB)、ストレージは256GB/512GB/1TBが利用できる。ディスプレイサイズは13.5インチで、3,000×2,000ピクセルの液晶を持つ。
新型「Surface Book」の価格はRAM8GB/ストレージ256GBモデルが2,399ドル、RAM16GB/ストレージ1TBモデルが3,299ドルとなっている。すでに米国では予約受付が開始されていて、11月10日に発売予定。