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Apple、macOS Sierraへアップグレードしていないユーザーに自動ダウンロード機能を提供へ アップグレードしたくない場合は機能をオフに

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Appleは、まだ最新OSの「macOS Sierra」をインストールしていないMacユーザーに対して、「macOS Sierra」の最新版を自動でダウンロードする機能の提供を今週中に開始する予定であることが判明した。

今までユーザーは最新版OSをダウンロードするには、Mac App Storeからダウンロードとインストールの指示をしないといけなかったが、今後は自動で最新版OSをダウンロードするようになるとのこと。

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自動でアップデートしたくない人はシステム環境設定から自動ダウンロードをオフにしよう

同機能が利用できるのは最新OS「macOS Sierra」と互換性があるMacのみで、「macOS Sierra」の最新版がバックグラウンドで自動ダウンロードされるようになるとのこと。

この自動ダウンロード機能は割とスマートだ。というのも、同機能は「システム環境設定」からオン/オフできるだけでなく、Macに空き容量が十分にない状態(4.77GB必要)だと自動でのダウンロードは行わないか、ストレージ容量が足りなくなった場合はアップデートファイルが自動的に削除されるという。ユーザビリティを考慮した便利な機能ではある。

また、仮にダウンロードが完了しても勝手に最新OSがインストールされることはないので、ユーザーは自分の好きなタイミングでアップデートをすることができる上に、最新版のインストールが必要ない場合はアップデートファイルを削除することも可能。

そもそも自動ダウンロードして欲しくない場合は、[システム環境設定]>[App Store]にある「新しいアップデートをバックグラウンドでダウンロード」という項目のチェックを外せば、自動でダウンロードされることはなくなる。

必ずしも最新版を入れることを強要されるわけではないため、これらの設定を見直すことで対処することができるだろう。

今回、Appleが同機能を提供したのには理由があると思われる。それは、最新OSがインストールされるユーザーが増えることで、Appleは多くのユーザーに対し最新の機能を提供することができるという点。自動的にセキュリティ面の向上なども図れるなどメリットが非常に大きい。

Microsoftが提供している「Windows 10」の自動アップグレード問題を彷彿とさせる不安な機能ではあるが、まだ時間がなくてアップグレードを済ませていないような人にとっては便利な機能かもしれない。

だが、逆に最新OSをダウンロード/インストールしたくないユーザーにとってみれば、あまり喜ばしい機能ではないはずだ。そういった方は上記の方法から自動ダウンロード機能を事前にオフにしておくことをお勧めする。

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[ via The Loop ]