現地時間9月19日、『Microsoft Flight Simulator 2024』の開発を担当するAdobe Studioは、同タイトルのシステム要件を発表した。
本作はこれまで前作の『Microsoft Flight Simulator 2020』とシステム要件はほぼ同じとのみ発表しており、具体的な要件については明らかにしてこなかったが、前作よりもやや高いスペックが要求されることが明らかになっている。
最低スペック | 推奨スペック | 理想スペック | |
---|---|---|---|
OS | Windows 10以降 | Windows 10以降 | Windows 10以降 |
DIRECT X | DX12 | DX12 | DX12 |
CPU | AMD Ryzen 2600X or Intel Core i7-6800K | AMD Ryzen 7 2700X or Intel Core i7-10700K | AMD Ryzen 7 7900X or Intel it-14700K |
GPU | Radeon RX 5700 or GeForce GTX 970 | Radeon RX 5700 XT or GeForce RTX 2080 | Radeon RX 7900 XT or GeForce RTX 4080 |
VRAM | 4GB | 8GB | 12GB |
RAM | 16GB | 32GB | 64GB |
STORAGE | 50GB | 50GB | 50GB |
推奨要件としては、CPUにAMD Ryzen 7 2700X あるいは Intel Core i7-10700Kを搭載していること。GPUはRadeon RX 5700 XTあるいはGeForce RTX 2080が推奨されている。メモリは32GB、ストレージは50GBとされている。
前作はクライアントソフトが100GBを超えるサイズとなっていたが、今作は多くがクラウドから適宜ダウンロードする方式になっていることから、PCの容量を圧迫しないようになっている。
ちなみに、本作は前作とは異なる完全なるスタンドアローン作品として展開されるため、前作からのアップグレードなどの買い方は用意されていない。一方で、購入したアドオンについては今作でも基本的には動作するように設計されているため、別途買い直したりする必要はないとされている。
『Microsoft Flight Simulator 2024』については先日米グランドキャニオンで、メディア向けのプレビューイベントが実施されている。そこで本作の詳細が明らかになっているため、気になる方は是非ご覧いただきたい。
『Microsoft Flight Simulator 2024』は、Microsoftが開発する最新のフライトシミュレーターゲーム。2020年に発売した『Microsoft Flight Simulator 2020』の後継作となる。
現実世界の航空機や風景を高度なグラフィックスとリアリティで再現し、プレイヤーは実際の航空機を操縦し、世界中のさまざまな空港や都市を訪れることができる。ゲームはリアルタイムの天候や気象条件を反映しており、実際の飛行計画やナビゲーションを行うことも可能。
また、本作は “次世代” の『Microsoft Flight Simulator』とされていることから、さらなるグラフィックの進化はもちろん、これまでになかった要素も複数追加される。例えば四季の表現や竜巻や台風など。さらにはオーロラといった表現も可能だ。
さらに、パイロットのキャリアを体験できるようになっていたり、レッドブルエアレースに参加できたり。対応空中消防や遭難救護、ヘリコプター貨物輸送、ドクターヘリ、農業航空、山岳救助、スカイダイビング飛行、航空建設、産業貨物輸送、リモート貨物運航、VIPチャーターサービス、航空レーシング、グライダーパイロット、研究用航空機、実験飛行、低空飛行訓練、エグゼクティブ・トランスポート・サービス、エアーシップツアー、気球旅行など、これまでになかった様々な要素が追加されることもアナウンスされている。
対応プラットフォームはXbox Series X|S、Xbox One、PC。Xbox Game Passにも対応し、同サービス加入者は発売日から追加費用なしでプレイすることが可能だ。
関連リンク
・Microsoft Flight Simulator 2024 | Xbox
(画像提供:Microsoft)