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最近は「iPhone 7 / 7 Plus」の発売や、「iOS 10」「macOS Sierra」などの新OSの話題で持ちきりのAppleだが、実は水面下で大きな買収を検討している可能性が浮上して来た。
Financial Timesによると、Appleはイギリスの自動車メーカーである「マクラーレン」の完全買収のために現在交渉を行っている最中であると報じられている。
Appleの電気自動車プロジェクト「Titan」との関係性は?
Appleは、電気自動車プロジェクト「Titan」をすでに立ち上げていると言われているが、マクラーレンが車に使用している素材や同社の「オンボードコンピュータシステム」に興味があるようだ。
すでに交渉は数ヶ月に及んでおり、買収の金額はおよそ15億ドル(日本円で1,500億円)ほどになると言われているとのこと。
マクラーレンは、毎年の損失が徐々に増加していることに加え、独自の電気自動車の製作を検討しているとの発表を先日行っていることから、Appleとの買収の話が濃厚になったとのことだが、マクラーレンの広報担当者はこの報道を否定しているようだ。
様々な情報が錯綜しており、真実はまだ不明だが、マクラーレンの経営状況が厳しいというのは事実であり、またAppleも電気自動車プロジェクト「Titan」で、今月に入ってからリストラが実施されたとの情報が報じられていることから、プロジェクト自体がうまく進んでいない可能性があるのは事実。
両者が利益を得るという意味では、完全買収の話もあるのかもしれない。
また、New York Timesのレポートによると、Appleは二輪車メーカーの「Lit Motors」の買収を検討しているとの情報もあるようで、もしかすると「Titan」プロジェクトは4輪車ではなく2輪車に転向する可能性も?同プロジェクトは一体どこに向かっていくのだろうか。
[ via 9to5Mac ]