「Apple Watch Series 2」のバッテリー駆動時間は従来よりも長くなるわけではないことが判明

本日、Appleのスペシャルイベントで、新型Apple Watchとなる「Apple Watch Series 2」が発表された

同製品は、本体のサイズは従来のモデルとそこまで変わらないものの、GPSチップが搭載されたり、処理性能や防水性能が圧倒的に向上していることから、購入を検討している人も多くいることだろう。

しかし、購入するにあたって気になるのはバッテリーの駆動時間だ。事前の情報では駆動時間が伸びるという噂もあったが、発表では同製品のバッテリーに関する情報はなく、駆動時間が長くなるのか否かについては詳細が分からなかった。

そんな「Apple Watch Series 2」のバッテリー性能に関して、Apple公式サイトで詳しい情報が公開されているので、早速詳細を確認していこう。

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バッテリー駆動時間は従来モデルと変わらず

Appleが公開した情報によると、今回の製品を発売するにあたって、Appleは「Apple Watch Series 2」「Apple Watch Series 1」「Apple Watch Edition」の試作ハードウェアを使用したバッテリーテストを実施

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1日のバッテリー駆動時間に関するテストでは、iPhoneとペアリングを行った状態で、90回の時刻チェック、90回の通知、45分間のアプリケーション使用、Apple WatchからBluetooth経由で音楽を再生しながらの30分間のワークアウトをそれぞれ行ったところ、最大駆動時間は18時間となったようだ

また、同じくiPhoneとペアリングを行い、ワークアウトセッションをアクティブにし、心拍センサーをオンにした状態で、iPhoneと共に使用した場合の駆動時間は最大8時間、「Apple Watch」の内蔵GPSを利用した場合は最大で5時間という結果となったとのこと。

今回のイベント前の情報では、新型「Apple Watch」、つまり「Apple Watch Series 2」はバッテリーが少し大きくなっているというリーク情報から、駆動時間が伸びるのではないかといった予想が発表されていたものの、いざ蓋を開けてみると、残念ながら駆動時間は従来と変わらないことが判明した。

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おそらくだが、「Apple Watch Series 2」はバッテリー自体の容量は増えたものの、その分新しいSiP「S2」やGPSチップに多く電力が消費されるため、このような結果になったのではないだろうか。

特に、iPhoneとペアリングせず内蔵GPSを稼働させた場合、ワークアウト時間はたったの5時間。長時間の運動をする際などには、iPhoneとのペアリングを忘れないようにしよう。

Apple公式サイトで情報を確認したい方はこちらからどうぞ。

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