Appleは本日、新型iPhoneの「iPhone 7 / 7 Plus」の発表を行なっており、それと同時に純正ワイヤレスイヤフォン「AirPods」を発売することを発表している。
先ほどのスペシャルイベントではそこまで詳細な情報は発表されていなかったが、同製品の詳細が明らかになっているので、詳しくお伝えしよう。
「AirPods」は、今までもiPhoneに同梱されてきた「EarPods」のワイヤレス版とも言えるイヤフォン。
「AirPods」をダブルタップすることで「Siri」が起動でき、電話に出たり、音楽の再生などを音声でコントロールできるのが特徴。
Appleによって新たに開発されたワイヤレスチップ「W1」によって、iPhoneなどのApple製品との連携を可能にし、内部の光学センサーや加速度センサーを活用することでユーザーが今音楽を聴いているかどうかを認識することができるとのこと。
Appleによると、同イヤフォンはiPhoneだけでなく、既存のMac製品やApple Watchなどにも対応し、片耳だけでも音楽を聴くことができる。
ちなみに、iCloudのアカウントによって、他のデバイスを使い始めた際、シームレスに音声出力先を切り替えることができるようだ(この仕様は最新OS「iOS 10」「macOS Sierra」「watchOS 3」でのみ利用可能)。
内蔵されたバッテリーのおかげで最長駆動時間は最大5時間、15分の充電で3時間の再生が可能とのこと。また、付属するバッテリー付きケースを使用すれば最大24時間の使用が可能とのこと。Appleによると、発売時期は10月下旬で、価格は16,800円(税別)。
「AirPods」は、「iPhone 7 / 7 Plus」でイヤフォン端子が廃止されたことにより生まれた製品とも言えるが、今までの「EarPods」よりもかなり便利なイヤフォンに仕上がっているのも事実。個人的にはちょっと欲しいとも思っているのだが、バッテリー駆動が少し短いのが気になるところだ。