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「iPhone 7」は60fpsの4K動画撮影に対応するかも!ストレージ容量が増量する理由が明らかに?

今月7日(日本時間8日)に発表が予定されている「iPhone 7」シリーズは、より滑らかで美しい映像を撮影することができるようになるかもしれない。

9to5Macによると、「iPhone 7」を使ってみたとする人物が、「iPhone 7」に搭載されるカメラは、4K動画撮影時に最大60fpsのフレームレートで撮影することができるというレポートをベトナムのtinthe.vnに公開していることが判明した。

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「iPhone 7」シリーズは60fpsでの4K動画撮影に対応か

同人物のレポートによると、「iPhone 7」は4K動画の撮影時のフレームレートが最大60fpsにアップグレードすることが明かされており、今までよりも綺麗な4K動画を撮影することができるようになるという。

この「フレームレート」について、おそらく馴染みがない人が多いと思うので、簡単ではあるが少し解説しておこう。

このフレームレートというのは1秒間に撮影するコマの数を表す。例えばフレームレートが30fpsだったとすれば、1秒間に撮影できるコマの数は30枚。このコマの数が30枚から60枚(60fps)になったとしたら、映像はコマが30枚の時より約2倍程度ぬるぬる動くようになる。

パラパラ漫画をイメージしていただければ分かりやすいと思うのだが、コマの数が多ければ多いほど滑らかな動画を撮影することができる。

現行モデルの「iPhone 6s / 6s Plus」の4K動画撮影時の最大フレームレートは30fpsなので、もし60fpsに対応した場合、「iPhone 7 / 7 Plus」はより綺麗な4K動画を撮影することができるだろう。

「iPhone 7」シリーズのストレージ容量が増大するという情報も頷ける。なぜならフレームレートが高い動画撮影は、それだけ撮影したデータの容量が大きくなりがちだからだ。

「iPhone 7 Plus」に至ってはデュアルレンズカメラが搭載されると言われていることから、写真データもより大きいサイズになることが予想される。これらの情報と照らし合わせると、Appleがストレージ容量を増やす理由はここにあるのかもしれない。

同レポートによると「iPhone 7 / 7 Plus」は、やはり静電容量式(感圧式)ホームボタンを搭載するようだ。物理式から感圧式ホームボタンに変える理由は明らかになっていないが、防水性能を高めたり、物理式の弱点である経年劣化を防ぐためなど理由は様々考えられる。

そして、SIMトレイ部分の内側にはゴムかシリコン製のシールが付け加えられるようで、より防水性能が高められることになるという。最新情報ではIPX7程度の防水性能になるとも言われているが、これほどの防水性能を実現できるかは現時点では分からない。

また、背面のAppleのロゴについてはカラーモデル別で若干仕様が異なるという。例えばシルバーモデルに関しては光沢があるロゴになるものの、「ディープブラック」と呼ばれる黒モデルに関しては、Appleロゴもマット仕様になっているとのこと。

今回の情報は、あくまで一人のユーザーからの情報である上に、動画や写真など証拠となる情報は何もない。ただ、ストレージ容量が増大する理由などに直結するような仕様変更だったりすることから、可能性がないとは言い難い。

発表直前になって、新たな情報がまだまだ出てきている状況。「iPhone 7」シリーズにはまだ明らかになっていない新機能が多数存在するのかもしれない。

同端末は9月7日(日本時間8日)に発表されることが予定されている。発表会では新型「iPhone」の他にも新型「Apple Watch」など複数の新製品が発表される可能性がある。Apple製品に興味がある人は、今回のイベントで何が発表されるのか、ぜひ注目してみてほしい。