8月31日(現地時間)、GoogleはWEBブラウザ「Chrome」の最新バージョン「Chrome 53」の安定版(v53.0.2785.89)を正式にリリース。現在、WindowsやMac、Linuxで利用が可能となっている。
そして「Chrome 53」の公開と同時に、以前に発表されていた通り、バックグラウンド動作のFlashコンテンツをブロックする機能が追加された。
今回からブロックされるFlashは、WEBページの解析のためバックグラウンドで動作するタイプのもので、Flashプレイヤーなどのコンテンツはまだブロック対象にはなっていない。
だがGoogleは今後、HTML5に対応していないページに対して、「Flash」の有効化をユーザーに問うことになることを発表しており、これらは今年の12月にリリースされる「Chrome 55」で実装される予定だ。
ちなみに今回のアップデートで修正された脆弱性は計33件。中には危険度「高」に指定される脆弱性も修正されているので、早めにアップデートをしておいたほうがいいだろう。
[ via ITMedia ]