現在、ソニーの最新ゲームハード端末「PlayStation 4」は、オンライン対戦などのオンラインプラットフォームを利用するために有料サービス「PlayStation Plus」に加入しなくてはいけない。
当然、僕のようなオンラインゲームをプレイする人間は、確実と言っていいほど同サービスに加入しているわけだが、できればサービス利用料は安くあってほしいもの。
「PlayStation 4」の販売が好調と伝えられているだけに、個人的には同サービスの値下げも期待していたりしたのだが、残念なことに、北米市場において「PlayStation Plus」の利用料が値上げされることが判明した。
年間1,000円程度の値上げが行われる予定 日本での値上げについてはまだ不明
「PlayStation Plus」を提供するソニーは、22日(現地時間)に米国、およびカナダ国内において、「PlayStation Plus」のサービス利用料の値上げを開始することを発表した。
現在、北米市場において提供されている「PlayStation Plus」の利用料は1ヶ月分で9.99ドル(約1,000円)、3ヶ月分で17.99ドル(約1,800円)。そして12ヶ月分は49.99ドル(約5,000円)で提供されている。
だが、今回の料金改定で3ヶ月分が24.99ドル(約2,500円)、12ヶ月分が59.99ドル(約6,000円)で提供されることが決まったとのこと。年間にすれば1,000円以上の値上げになる。
Twitterや他のSNSなどを見る限り、この値上げに対しては多くのユーザーが影響を受けることから、批判が悲しみの声が相次いでいる。
同価格が適用されるのは、2016年9月22日(現地時間)からとのこと。この変更については、おそらく9月7日に開催が予定されているソニーのPlayStation関連のプレスカンファレンス「PlayStation Meeting」で改めて発表が行われるものとみられる。
気になる日本の「PlayStation Plus」の料金改定については現状不明。もし値上げが行われるとすれば、おそらくこのイベントの前後で発表されることになるだろう。
ちなみに、PlayStation関連で注目が集まっているのは新型のハイスペック版「PS4」。
ソニーのCEOが先日、ハイスペック版「PS4」の存在について言及していることに加えて、先日リークで薄型の「PS4」の実機が公開されていたことから、ソニーは2種類の「PS4」を用意しているものとみられている。
こちらも同イベントで発表されることが予想されており、今年の秋に発売予定の「PlayStation VR」とともに、ソニーのPSプラットフォームが一新する可能性がある。個人的には非常に楽しみだが、「PlayStation Plus」などの固定費はなるべく安くしたいところ。続報が非常に気になります!