リリースされてからスマホユーザーの間で急速に広まり、社会現象になっている「ポケモンGO」だが、やはりその影響は数字となって現れている。
MMD研究所の調査によると、同ゲームのプレイ率は全スマホユーザーの約4割に達しており、このゲームを知っているかどうかについては、約9割のユーザーが認知している状態という驚愕の事実が発覚しているので詳細をお伝えしよう。
全スマホユーザーの96%が「ポケモンGO」を知っている
今回、MMD研究所は「ポケモンGOの利用実態調査」として、2016年7月25日〜2016年7月26日までの2日間で15歳〜69歳の男女1,949人を対象に同ゲームの利用者がどれほどいるのかの調査を行なった。
まず、「ポケモンGOを知っているか」という調査。この質問に対しては、テレビでも大きく報道されていることもあってか、全ユーザーの96.2%が同ゲームを知っていると返答。かなり驚異的な数字だ。
また、同ゲームをプレイしたことがあるかどうか聞いたところ、39%の人が「ダウンロードしてプレイしたことがある」と返答、さらに「ダウンロードしたがプレイしていない」が3.7%、「ダウンロードしていない」が57.3%となっている。
そして、男女別のプレイ率に関しては、男性が41.2%で、女性が36.1%と若干だが男性の方が多い様子。ポケモントレーナーは男性の方がかなり多いかと思いきや、男女問わずプレイされていることが、この調査からわかる。
実際にプレイした感想として多いのは、やはり「バッテリーの消耗が激しい」で67.9%でトップで、次に「とても楽しい」が45%と続く。中にはリリース前から指摘されていた「歩きスマホ」に関しても、34%の人が「歩きスマホをした」と回答している。
街中にポケモントレーナーが溢れていることを考えると、今回の調査結果は至極当然のように思えるかもしれない。だが、ひとつのスマホゲームが、全スマホユーザーの96%の人に認知されているというのは、今までの常識からするとありえない事態。その人気の高さが伺える。
今後はトレード機能や未実装のポケモンなどが追加されるなどサービスが拡大する予定。それまで今の人気が継続するかどうかは不明だが、「とても楽しい」と答えた人が45%もいることを考えると数日中に人気が衰えることはなさそうだ。