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「iOS 10」には、Lightningコネクタの水濡れを警告する機能が搭載されていることが判明

先日、Appleはデベロッパー向けに最新ベータ版となる「iOS 10 beta 3」を公開し、「WWDC 2016」で発表されていた機能に加えて、さらに多くの機能を追加した。そのほとんどは以前にも紹介させていただいたが、実は同ベータ版には「iPhone」を水から守るための新しい工夫も凝らされていたようだ。

EverythingAppleProが公開した動画によると、先日公開された「iOS 10 beta 3」には、「Lightning」コネクタから水の侵入を防ぐためにある工夫が凝らされていることが判明した。

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水の侵入を防ぐ仕組みが「iPhone 6s / 6s Plus / SE」には組み込まれている模様

同メディアの公開した動画では、本日公開された「iOS 10 Public Beta 2 (iOS 10 beta 3と同等)」をインストールした「iPhone SE」に、水に濡らしたLightningコネクタを挿し込んだところ、水の侵入を検知したことを告げる警告が表示されることが確認できたとのこと。

実際に水に濡らしたLightningコネクタを挿し込むと、まずは「Lightningコネクタで液体が検出されました。iPhoneを保護するために、Lightningアクセサリを外して、コネクタ部分を乾かしてください。」という警告が表示される。

[ img via Touch Lab ]

この警告に対し、「Ignore(無視する)」を選択すると、「警告を無視しますか?この警告を無視すると、iPhoneが破損する可能性があります」というメッセージが表示されるとのこと。

このような警告が出るということは、「iPhone」には水の侵入を検知する仕組みが取り入れられているものと思われ、水の侵入を防ぐことで防水性能を高めているのだろう。同様の警告が出たら、故障を防ぐために必ずLightningコネクタは外すようにしよう。

しかし、なぜこのようなタイミングで同機能が追加されたのだろうか。もしハードウェア的に同機能が機能していたのであれば、「iOS 9」の時点で搭載されていてもおかしくはない。そうとなると、やはり「iPhone 7」は完全防水(もしくはそれに準ずるレベル)になるのではないかと勘ぐってしまう。

今のところ、「iPhone 7」が防水になるという確信的な情報が出てきていない。同端末は、ただでさえ新機能が少ないと言われていることもあり、せめて防水機能くらいはつけてほしいと思うのだが。

ちなみに、Engadgetによるとこの警告が発せられるのは「iPhone 6s / 6s Plus / SE」のみで、それ以前のデバイスでは故障する可能性もありそうだ。もし試したくなっても、水に濡らすのは危険なので、できれば実験しないように。

[ via Touch Lab ]