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「iPhone7」に搭載予定の次期プロセッサ「A10」は、「A9」より2割ほど処理速度が早いことが判明

A9チップ

今年の秋に発売が予定されている「iPhone 7」は、外見や機能面ではほとんど現行モデルと違いはないとされているが、スペック面では着実な進化を遂げるようだ。

「iPhone 7」に搭載される予定の次期プロセッサ「A10」は、現行モデル「iPhone 6s / 6s Plus」に搭載されている「A9」よりも約19%程度、処理能力が向上していることが判明している。

「iPhone 6」に搭載されている「A8」に比べて約86%高速化

TechTasticによると、中国の有名な情報筋であるi冰宇宙氏が中国のWeibo上で、「A10」のGeekbenchによるベンチマークテストをリークとして公開しており、そのベンチマークスコアによると、「A10」はシングルコア性能で3,150、マルチコア性能で5,200を記録したことが明らかにされている。

この数字は、現行モデル「iPhone 6s / 6s Plus」と「iPhone SE」に搭載されている「A9」プロセッサから約19%程度、「iPhone 6 / 6 Plus」に搭載されている「A8」よりも約86%程度処理速度が向上した性能で、「A10」は「iPad Pro」に搭載されている「A9X」に迫る処理性能を持つチップということになる。

「A8」と「A9」の処理性能差が56%もあったことを考えると、「A10」の処理性能の向上は少し物足りない気もするのだが、それでも「iPhone 7」は「A10」を搭載することで、「iPhone 6s」からは着実に処理性能が早くなることになるだろう。

ちなみにi冰宇宙氏によると、次期プロセッサの「A10」はすでに最終試験段階に入っている状態であるとのことで、今回のベンチマークスコアは、まだ正式版の「A10」のものではない可能性が高い。

そして、同プロセッサはまだ性能改善の余地があるとのことなので、デュアルレンズカメラなどの新機能を多く搭載する「iPhone 7 Plus (Pro)」には、クロック数の上限を上げるなどでより処理性能が高いプロセッサが搭載されることも期待できる。

ちなみに同プロセッサは台湾のTSMCによって独占的に製造されることが決定されているとのことなので、昨年発生したチップゲート問題は起きないものと思われる。

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[ via PhoneArena / TechTastic ]

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