iOSの次期バージョン 「iOS 13.3」 では、iOS 13.2で問題になっているバックグラウンドアプリの不具合が解消されることになるかもしれない。
Appleは現地時間5日、開発者向けにiOSの最新ベータ版 「iOS 13.3 beta 1」 を公開したが、同ベータ版でアプリを切り替えた際にバックグラウンドアプリが正常動作しない問題が解決されていることが確認された。
バックグラウンドアプリが正常動作しない問題が解決か
現在一般ユーザー向けに配信されているiOSの最新バージョン 「iOS 13.2」 では、バックグラウンド化したアプリが正常に動作しない問題が確認されている。
例えば、ダウンロードしていたファイルが正常にダウンロードできていなかったり、視聴中のYouTube動画の再生位置が保存できていないなど。
この問題はiOSのみならずiPadOSでも発生中だ。原因については明らかになっていないものの、iOSもしくはiPadOSのRAM管理に問題が発生していると推測されている。
本日開発者向けに配信が開始されたiOS 13.3 beta 1では、この問題が改善されていることが確認されている。ただし、まだ同じ現象が発生していると報告する開発者もいるため完全な解決には至っていないようだ。
今後、Appleは複数回のベータ版リリースを経て完全なる解決を実現しようとしているものとみられ、近くリリースされるiOS 13.3では同不具合が解消される可能性が高そうだ。不便な思いをしている方も多いとは思うが、正式版のリリースまでもう少し我慢する必要がありそうだ。
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