
Appleは、画像編集アプリ「Pixelmator Pro」をiPad向けに提供すると発表した。提供開始は1月28日で、新たに始動するクリエイター向けサブスクリプション「Apple Creator Studio」と同じタイミングでの展開となる。
Pixelmator Proは、2024年にAppleが買収したPixelmatorチームが開発してきたMac向けのプロ向け画像編集アプリだ。これまでiPadやiPhoneでは、機能を絞った「Pixelmator」を提供してきたが、今回初めてMac版と同等の編集機能を持ったPixelmator ProがiPadに対応する。
Mac版と同等の機能をiPadに移植
iPad版Pixelmator Proは、タッチ操作を前提とした新しい作業画面を採用する。指での操作はもちろん、Apple Pencilにも完全対応し、筆圧に応じたブラシ表現や細かな描き込みが可能だ。Apple Pencilのホバーやダブルタップ、スクイーズといった操作にも対応し、デスクトップに近い感覚で編集できるとしている。
レイヤーは専用のサイドバーで管理でき、画像や図形、テキストに加え、動画を重ねた編集にも対応。被写体を自動で切り分ける選択ツールや、必要な部分だけを表示・非表示にできるマスク機能も備える。写真を高解像度化する「Super Resolution」や、圧縮による色ムラを軽減する「Deband」、構図を自動で提案する「Auto Crop」など、Mac版でおなじみのツールも利用できる。
Appleは、Appleシリコンの処理性能を活かすことで、iPad上でも快適な編集作業が行えるとしている。作業内容はMacとiPadの間で引き継ぐことができ、用途に応じてデバイスを使い分けられる点も特徴だ。
動作条件とApple Creator Studio
iPad版Pixelmator Proを利用するには、A16、A17 Pro、M1以降のチップを搭載したiPadで、iPadOS 26以降をインストールしている必要がある。
Pixelmator Proは、新サブスクリプション「Apple Creator Studio」を利用することで、Mac版とiPad版の両方が利用できる。日本での料金は月額1,780円または年間17,800円(学生・教職員向け料金は月額480円または年間4,800円)。Mac版Pixelmator Proについては従来どおり8,000円の買い切り版も提供するが、iPad版に同様の購入形態を用意するかは明らかにされていない。
なお、Pixelmator Proでは、Apple Creator Studio加入者向けの機能として、レイヤーを自由に歪ませて形を変えられる「ワープ」ツールや、ワープを活用した製品モックアップのコレクションを提供する。これらの機能はMac版を買い切りで購入したユーザーは使うことができないため、使いたい場合はサブスク加入をしていただきたい。
関連リンク
- インスピレーションに満ちたクリエイティブアプリのコレクション、Apple Creator Studioを発表 – Apple (日本)
- Apple Creator Studio – Apple(日本)
(画像:Apple)
