先ほど「iPhone SE」の耐衝撃テスト動画が公開されていることを当サイトで紹介した。結果としてはやはりディスプレイの強度は向上しておらず、もしディスプレイを地面に直接叩きつけてしまった場合、画面がいつも通りバキバキになってしまうことが明らかになった。
画面が物理的な衝撃に耐えることができないことが分かった以上、次に検証することはもちろん決まっている。それは浸水テストだ。
もしトイレやお風呂に間違ってドボンした時に、「iPhone SE」は生き残る可能性があるのだろうか。Zach Straley氏がYouTubeで同テストを実施したものを公開しているので紹介させていただく!
水に浸して1時間経過しても動作することが判明
今回の検証は、水を張ったタッパーの中にタイマーを起動させたiPhoneを入れるというもの。水を入れてからどれほど動作をし続けられるかというテストを行った。
左から「iPhone 5s」、「iPhone SE」、「iPhone 6s」と並べ、動作がしなくなるまでチェック。一番左の「iPhone 5s」は水に入れてから5分ほどで画面の表示ができなくなってしまうのだが、右二つはしばらく動作をし続ける。
そのままテストは続行するのだが、なんと1時間を経過しても通常通りの動作を行うことができることが明らかになった。
「iPhone 6s」は昨年行われた検証で完全防水ではないが、しばらく水に入れても動作をすることが明らかになっているが、今回の検証で「iPhone SE」も「iPhone 6s」と同様の防水性能を持っている可能性があることが判明している。
本日公開されたiFixitの分解レポートでも、「iPhone SE」は「iPhone 6s」と同じように水の浸入を防ぐためのシリコンが配置されていることが明らかになっており、かなり高い防水性能を持っているのかもしれない。
今回の検証では1時間以上の浸水でも耐えることができていたが、「iPhone SE」は完全防水ではない。水に非常に強い「iPhone 6s」でも、水に沈めたら数分で使用できなくなった例もあるので、間違っても水に入れようとは考えない方がいいだろう。
こちらが今回の検証動画だ。「iPhone SE」を持っている人は是非一度見ておいた方がいいだろう。