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「Nothing Phone (2a) Special Edition」 発売記念トークイベント。再来日したカール・ペイCEOと深澤直人氏がデザイン・テクノロジーについて語る

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英Nothing Technologyは、「Nothing Phone (2a) Special Edition」 の日本発売を記念したデザインイベントを、東京・渋谷の 「クレインズ6142」 で7月5日と6日の2日間にわたって開催中だ。

イベント初日の7月5日には、Nothingの創業者兼CEOのカール・ペイ氏が来日し、日本を代表するプロダクトデザイナーの深澤直人氏を特別ゲストに迎え、「テクノロジーと愛されるプロダクトデザインとは」 をテーマにトークショーを実施した。

カール・ペイCEOと深澤直人氏が渋谷でトークイベントを実施

今回のトークショーは、Nothing Japan マネージングディレクターの黒住吉郎氏がモデレーターを務め、「テクノロジーと愛されるプロダクトデザインとは」 のテーマに沿って、デザインやテクノロジー、プロダクトに関する話を展開した。

特別ゲストとして登壇した深澤氏は、伝説のケータイとして知られる 「INFOBAR」 などの多数の人気プロダクトのデザインを手がけたことで有名な人物だ。

深澤氏は昨今のモバイル業界について、「何億人という人々が似たデザインのスマートフォンを使う時代になり、この10年で ”個性” を主張することがなくなってしまった。しかし、そこから少しずつ ”同じものを使っていたらつまらない” という意見が生まれ、カール・ペイ氏がNothingでなんとも表現し難い新しい魅力をこの業界に持ち込んだことで、急速に新しい世界が出来つつある」 と述べた。

Nothingはデザインに対する飽くなき追求、そこに対するこだわりというものを持っており、そのデザインとテクノロジーが一緒になったときに、ユーザーに楽しいなと感じてもらえるように製品を開発しているという。そのこだわりの部分について、カール・ペイ氏から話があった。

カール・ペイ氏は、昔のようにテクノロジーが面白くなくなってきているかもしれないという現状に対し、もう一度テクノロジーを面白いものにしたいとNothingを設立。3年半ほど前からコンセプトを立ち上げ、色々なこと・ものから着想を得ようと様々なアイデアを取り込むようにしてきた。

まずはいきなりプロジェクトを作る前に、将来的にどのような方向性に向かっていきたいのかをまとめたブランドブックを作ることから始めたというが、その際に同氏の脳裏に強く残っているのが、ソニーのデザインミュージアムの画像だったという。

このミュージアムでは、ゲストに対してソニーがこれまでに作ってきたプロダクトを誇らしげに展示しており、その様子をヒントに 「10年後にNothingのプロダクトをゲスト向けに展示できたらいいな」 と思ったと語った。

また、昨今急速に広まりつつあるAIに関する話題では、「AIには実体がなく、一般のユーザーはAIがどんな形・デザインをしているかがわからない。そこに不安要素が出てきている」 と深澤氏。カール・ペイ氏も、「一般のユーザーはAIによって仕事やクリエイティビティが奪われるという恐怖や懸念がある」 と感じているようだ。

その上で、どのようにAIと付き合っていけば良いのか。深澤氏は 「何が有用で、何がそうではないかを人間の心で考えていかないといけないというのはあるかもしれないけど、逆にAIを味方にして一緒に考えていく世界を作らなければいけない状況になったと思います」 と述べた。

カール・ペイ氏は 「ユーザーが楽しいと思わないことはコンピューターに任せて、ユーザーはクリエイティビティに集中できるようにするのがAI」 であるとし、「この1,000年にわたって我々人間がしてきた技術開発というのは、あくまで ”人間が使うツールを作る” ということで、決して ”人間を置き換える” ということではない。人間のケイパビリティを上げるためのツールを作っていると思うことが大事。AIも同じで、”人間を助ける” という捉え方をするのが重要」 と述べた。

イベントの最後では、カール・ペイ氏が日本のユーザーに対して一言述べるシーンも。「日本のユーザーはNothingの製品をかなり好意的に見てくれている。これからも頑張って、道を歩いている方々が実際にNothingの製品を使っている様子を見ることができる日が来ればいいなと思っている」 と話し、トークイベントを締め括った。

ポップアップイベントは、7月6日と7月7日の2日間にわたって開催される。会場ではNothingのデザイン哲学を展示しているほか、Nothing 日本公式サイトで7月8日から発売する 「Nothing Phone (2a) Special Edition」 を100台限定で先行販売する。Nothingのスペシャルトートバックも一緒にもらえるため、1日でも早く 「Nothing Phone (2a) Special Edition」 に触れたい人はぜひ現地を訪れていただきたい。

Nothing デザインイベント 概要
場所:クレインズ6142 (東京都渋谷区神宮前6-14-2)
開催日時
2024年7月5日(金) 13:00~19:00
2024年7月6日(土) 11:00~19:00

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。