5月29日、英Nothing Technologyは、同社最新スマートフォン 「Nothing Phone (2a)」 に新カラーモデルとして 「Phone (2a) Special Edition」 を投入すると発表した。
本拠地であるロンドンでは6月1日よりNothing Store Sohoにて先行販売を開始し、国内では6月中旬以降に発売を予定している。価格は55,800円(税込)。構成はRAM12GB+ストレージ256GBのみ展開。
「Nothing Phone (2a) Special Edition」 6月中旬以降に国内発売
「Phone (2a) Special Edition」 は、「Nothing Phone (2a)」 のブラック/ミルク/ホワイト/ブルーに続く、5つ目のカラーモデル。レッド、イエロー、ブルーの色を散りばめた、“三原色がもつ可能性を追求した初めての製品” であるという。過去の偉大なデザイナーたちのオマージュでありながら、スマートフォンとしての新しい表現を生み出すとしている。
機能自体は 「Nothing Phone (2a)」 と同じで、日本モデルのみおサイフケータイに対応する。以下、「Nothing Phone (2a)」 の特徴。
Nothing Phone (2a) とは
「Nothing Phone (2a)」 は、Nothing Technologyのフラグシップモデルである 「Nothing Phone (2)」 から価格を抑え、コアとなる機能を利用できる廉価型スマートフォンだ。
画面は、6.7インチ(FHD+)の有機ELディスプレイを採用し、リフレッシュレートは最大120Hz。画面輝度は1300ニト、HDR10+をサポートする。
搭載SoCは、第2世代4nmチップ生産プロセスで製造した、TSMCのMediaTek Dimensity 7200-Proプロセッサ (8コア) を採用する。メインメモリは、8GB/12GB、ストレージは128GB/256GB。
特徴のひとつとなるのが、「Nothing Phone」 シリーズで採用されているGlyph Interfac (グリフインターフェース) が背面に搭載されていること。Nothing Phone (2) ほど複雑に装飾はされていないが、Nothingスマートフォンのファミリーとして親和性が持たせられるように作られているようだ。
リア中央に搭載されたカメラは、5000万画素の広角カメラ+5000万画素の超広角カメラのデュアル式。フロントカメラは3200万画素で1080pの撮影に対応する。
生体認証は、指紋認証と顔認証の両方に対応。通信は、Bluetooth 5.3やWi-Fi 6をサポート。NFCにも対応し、日本向けモデルはNothingのスマートフォンとしては初めてFeliCaを搭載しており、おサイフケータイに対応する。
なお、本体はIP54準拠の防水・防塵性能を実現している。内蔵バッテリー容量は5,000mAhで、45Wの急速充電をサポートする。
「Nothing Phone (2a)」 は、Android 14をベースにしたNothing OS 2.5で動作し、3年間のOSアップデートと、セキュリティアップデートを約束している。
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(画像提供:Nothing Technology Japan)