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Nothing Phone (2a) 正式発表、本日より予約開始。MediaTek Dimensity 7200-Pro搭載した同社初の低価格モデル

英Nothing Technologyは現地時間3月5日、最新スマートフォン 「Nothing Phone (2a)」 を正式に発表した。

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「Nothing Phone (2a)」 が正式発表、詳細な仕様が公開

「Nothing Phone (2a)」 は、Nothing Technologyのフラグシップモデルである 「Nothing Phone (2)」 から価格を抑え、コアとなる機能を利用できる、廉価型スマートフォンだ。

画面は、6.7インチ(FHD+)の有機ELディスプレイを採用し、リフレッシュレートは最大120Hz。画面輝度は1300ニト、HDR10+をサポートする。

搭載SoCは、第2世代4nmチップ生産プロセスで製造した、TSMCのMediaTek Dimensity 7200-Proプロセッサ (8コア) を採用する。メインメモリは、8/12GB、ストレージは128/256GB。

特徴のひとつとなるのが、「Nothing Phone」 シリーズで採用されているGlyph Interfac (グリフインターフェース)が背面に搭載されていること。Nothing Phoneほど複雑に装飾はされていないが、Nothingスマートフォンのファミリーとして親和性が持たせられるように作られているようだ。

リア中央に搭載されたカメラは、5000万画素の広角カメラ+5000万画素の超広角カメラのデュアル式。フロントカメラは3200万画素で1080pの撮影に対応する。

生体認証は、指紋認証と顔認証の両方に対応。通信は、Bluetooth 5.3やWi-Fi 6をサポート。NFCも対応。なお、本体はIP54準拠の防水・防塵性能を実現している。内蔵バッテリー容量は5,000mAhで、45Wの急速充電をサポートする。

「Nothing Phone (2a)」 は、Android 14をベースにしたNothing OS 2.5で動作し、3年間のOSアップデートと、セキュリティアップデートを約束。

カラーラインナップは、ブラックとミルクの2色展開。価格は、イギリスでは329ポンド〜、その他欧州地域では329ユーロ〜、インドでは23,999ルピー〜。ロンドン、ドバイ、デリー、シンガポールという限られた市場では、明日より100台限定で先行販売し、その後誰でも購入できるようになる予定だ。

なお、Nothing本国の広報によると日本での販売も予定されており、本日より先行予約販売が開始されるものの、日本では3月末より出荷する予定だという。先行予約の対象となるのは、12GB+256GBのブラック/ミルクモデルのみで、価格は各55,800円(税込)。8GB+128GBのSKUについては後日販売を開始するとしている。

(画像:Nothing)