NothingとKEFが戦略的パートナーシップ締結。今年後半に第一弾製品が登場予定

英Nothingは、英国の名門Hi-Fiオーディオブランド 「KEF」 との戦略的パートナーシップ締結を発表した。この提携は、両社の共通する価値観やクラフトマンシップ、そしてデザインにかける情熱を軸に展開されるもので、今後両社の提携によって生まれたプロダクトが登場する予定のようだ。

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「英国発」 2大ブランドによる音響イノベーションの新章

今回のパートナーシップの最大の特徴は、両社が持つ異なる強みの補完関係にある。Nothingは、斬新なデザインと独創的なテクノロジー製品でZ世代やクリエイティブ層を中心に人気を博してきた。一方のKEFは1961年の創業以来、Hi-Fiオーディオの最前線で革新を続けてきた老舗ブランドだ。

Nothingの先鋭的なプロダクトデザインとUXのアプローチに、KEFの60年以上にわたって蓄積された音響技術と知見が融合することで、次世代のリスニング体験を再定義することを狙う。

Nothingのスマートプロダクトマーケティング責任者であるアンドリュー・フレッシュウォーター氏は、今回の提携について次のように語っている。

「KEFはオーディオ業界で最も信頼されているブランドの一つです。Nothingが次のステージへと進むこのタイミングで、彼らとパートナーシップを組めることを誇りに思います。KEFの長年の経験に基づく優れた音響技術や知見を、Nothingのデザイン主導のテクノロジー製品へのアプローチと融合させ、日々のリスニング体験を新たなレベルに引き上げるための基盤を構築します。今年後半に登場する新製品は、このコラボレーションの第一歩であり、Nothingのオーディオの新たな幕開けとなります。」

また、KEFのプレジデント兼グローバルマーケティング統括であるグレース・ロー氏も、今回の協業がもたらす意義を強調する。

「KEFでは、素晴らしい音は、人々をつなぎ、感動を与える力を持っていると信じています。イノベーション、品質、そしてデザインへの価値観を共有するNothingとのパートナーシップにより、私たちの音響に関する知見が、次世代のオーディオにも貢献できるようになり、Nothingとともに、次世代のプレミアムオーディオを再定義することを目指します。」

両社はすでに、共同開発による音響技術を搭載した複数のオーディオ製品の準備を進めており、2025年後半には第一弾となる新製品が登場予定だ。詳しい情報は、今後数カ月以内に順次発表していく予定であるとしている。

(画像提供:Nothing)

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