「ニンテンドーミュージアム」 10月2日にオープン。花札からNintendo Switchまで任天堂が手がけてきた歴代のアソビ道具を一覧展示

8月20日、任天堂は今秋オープン予定の 「ニンテンドーミュージアム」 に関するプレゼンテーション番組 「ニンテンドーミュージアム Direct」 を配信。同番組のなかで 「ニンテンドーミュージアム」 を10月2日にオープンすると発表した。

「ニンテンドーミュージアム」 は、かつてトランプ・花札の製造や、サービスセンターとしてゲーム機の修理業務を行っていた任天堂宇治小倉工場 (京都府宇治市小倉町) の用地および建物に作られる、任天堂の資料館施設。任天堂が過去に発売した商品などの展示・体験が楽しめる施設になっている。

番組では、任天堂株式会社の代表取締役フェローの宮本茂氏が登場。「ニンテンドーミュージアム」 の一部を紹介した。

「ニンテンドーミュージアム」 の2階には、任天堂が創業以来発売してきたさまざまな製品が展示されている。ビデオゲームを中心に、過去から現在に至るまで発売した製品が見渡せるようになっている。

天井には大きなコントローラーが。

身体を動かすモーションを使う遊びの変遷がチェックできる。

ハテナブロックの変遷をチェックできるちょっとマニアックな展示も。

歴代のコンソールの画面を見比べることも可能だ。

任天堂がビデオゲームを開発する前の時代に作った製品もズラリ。なんとベビーカーも手がけていた。

ビデオゲーム事業を始めるきっかけになった光線銃。

1階の中央には 「百人一首」 が遊べるフロアも。スマートフォンを使用し、インタラクティブに遊ぶことが可能だ。

入館する際に手渡される入館証。入館証にはコインが入っていて、このコインを消費することで館内の遊びに参加できる。

たとえば、1968年に発売した 「ウルトラマシン」 を体験できるコーナー。「ウルトラマシン」 はピンポン球のようなボールをバットで打つ、自宅内で遊べるバッティングマシーン。発売当時の一般家庭の部屋を再現したプレイルームには、いくつかターゲットが用意されており、ここに球を当てると回転するなどのギミックも。

目の前の巨大なスクリーンに広がるマリオの世界に向かって、『ザッパー』もしくは『スーパースコープ』のどちらかを選んでクリボーやノコノコ、ワンワンなどの敵を撃つ 「ザッパー&スコープSP」 。最大13人で一斉にプレイし、得点を競い合う。敵たちに紛れて登場するマリオやルイージ、ピーチ姫は撃たないように注意。

ふたりで巨大コントローラーを操作しマリオをプレイできるコーナー。

花札を自分で作れるワークショップが開催予定

カフェやオリジナルグッズを購入できるショップも併設。

ミュージアムの外にはマリオの広場も。

オープンは10月2日を予定。チケットは日時指定の事前予約制 (抽選制) となっており、抽選は期間ごとに一度のみ申し込むことができる。抽選は1ヶ月単位で行い、現在 (8月31日まで) は10月〜11月の予約受付を行っている。

入館料は大人3,300円、中学・高校生は2,200円、小学生は1,100円、未就学児は無料 (いずれも税込) 。

開館時間は毎日10時〜18時。休館日は毎週火曜日および年末年始 (12月30日〜1月3日)。火曜日が祝日の場合はその日は営業し、翌日の水曜日を休館日とする。館内のコインロッカーは無料。フリーWi-Fiも用意する。

関連リンク
ニンテンドーミュージアム | 任天堂

(画像:Nintendo)

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