現在、Appleは2種類の次期Mac Proを開発中であると噂されている。
ひとつは現行モデルと同じデザインのIntelプロセッサ搭載モデル、もうひとつは現行モデルよりも大幅に本体が小さくなったApple Silicon搭載モデルとされているが、このうちIntelプロセッサ搭載モデルの開発を示す証拠が 「Xcode」 のベータ版から見つかった。
次期Mac Pro (Intelモデル) の開発を示す証拠がXcodeの最新ベータ版から発見
次期Mac Pro (Intelプロセッサ搭載モデル) が開発中であるという証拠を見つけたのは、CodeWeavers社の開発者であるBrendan Shanks氏。
同氏は現地時間6月7日にリリースされたXcodeの最新ベータ版 「Xcode 13 beta」 に、Intelの第3世代Xeonスケーラブルプロセッサ (開発コード名:Ice Lake-SP) のサポートに関する言及が含まれていることを発見、Twitter上で報告した。
Interesting addition to usr/include/mach/machine.h in Xcode 13 beta 1: CPUFAMILY_INTEL_ICELAKE_SP.
Mac Pro refresh coming? pic.twitter.com/e3OQuLyUeV
— Brendan Shanks (@realmrpippy) June 8, 2021
第3世代Xeonスケーラブルプロセッサは今年4月に発表されたばかりの最新プロセッサであり、現在Xeonプロセッサを採用しているのは 「Mac Pro」 のみ。今回の発見が、Intelプロセッサを搭載した新型Mac Proの登場を裏付ける証拠になる可能性がある。
新型Mac Proに関しては、今年1月にBloombergがIntelプロセッサ搭載モデルとApple Silicon搭載モデルの2種類が開発中であると報じている。
このうち、Intelプロセッサモデルは現行と同じデザインを採用し、Apple Silicon搭載モデルは現行モデルの半分以下のサイズになり、2000年に発売してその翌年にすぐ販売終了となってしまった 「Power Mac G4 Cube」 を彷彿とさせる懐かしい雰囲気のデバイスになる可能性があるという。
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[ via AppleInsider ]