次期Apple Watchは今年も次期iPhoneとともに登場することが判明しているが、この次期Apple Watchにはセラミックモデルとチタンモデルが用意されることがわかった。
先日開発者向けに配信開始されたiOSの最新ベータ版 「iOS 13 beta 7」 で、次期Apple Watchに関する “ヒント” が含まれていることを海外メディアiHelpBRが報じた。
次期Apple Watchにはセラミックモデルとチタンモデルが用意
上記画像がそのヒント。これは 「iOS 13 beta 7」 の中から発見された画面で、一見するといつものiPhoneとApple Watchのペアリング時の画面だが、よく見てみると 「44MM TITANIUM CASE」 や 「44MM CERAMIC CASE」 といった記述が存在することが確認できる。
これまでApple Watchにはチタンモデルは存在したことはなく、セラミックモデルについてもApple Watch Series 3で廃止されているため、44mmモデルのセラミックケースを採用したApple Watchは存在しない。このことから、次期Apple Watchには、44mmサイズのチタンモデルや44mmサイズのセラミックモデルが用意されていることがほぼ確定となる。
次期Apple Watchでセラミックモデルが登場するという情報については、今年1月に著名アナリストのMing-Chi Kuo氏も触れていた。しかし、チタンケースについての情報が登場したのは今回が初めて。
ちなみにiHelpBRによると、 「iOS 13 beta 7」 には上記画面(44mm用)のほかに40mm用のアセットも用意されているため、チタンケースモデルとセラミックケースモデルには40mmモデルと44mmモデルの両方が用意されていることになる。
ステンレススチールケースモデルは廃止に?
ただ気になるのは、おそらくセラミックモデルは 「Apple Watch Edition」 として登場することになるが、チタンモデルは全ラインナップのうちどの位置付けになるのか、ということ。
現行のApple Watchはアルミニウムケースとステンレススチールケースの2種類が存在するが、今回発見されたチタンケースモデルが新しいラインナップとして登場するのか、それともステンレススチールケースを置き換えるのか。
もしステンレススチールケースモデルをチタンケースモデルで置き換えるのであれば、Apple Watchの全ラインナップはアルミニウムとステンレススチール、セラミックの3種類。もし置き換えないのであれば、アルミニウムとステンレススチール、チタン、セラミックの全4種類ということになる。
次期Apple Watchのステンレススチールケースモデルの登場を期待している人も多いと思うが、果たしてどうなるだろうか。チタン素材になることで軽量化や傷防止にも役立ちそうだが。
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