
NECパーソナルコンピュータ(NECPC)は7月23日、法人向けPCの新製品として全7機種を発表した。あわせて、これまで法人向けPCで使用してきた「Mate」「VersaPro」のブランドを「LAVIE」に統一する。
新ラインアップでは、モバイルノートPCや16型ノートPC、13型タブレットなどを展開する。約999gの軽量ボディと動画再生約30.5時間のバッテリー駆動を実現した「LAVIE BM94C」をはじめ、14型モバイルPC、16型ノートPC、13型タブレットなどの展開に加えて、Intel Core Ultra シリーズ 3やAMD Ryzen AI 400シリーズを搭載するモデルも用意し、Copilot+ PCに準拠した製品もラインアップする。
新製品は2026年7月末から順次発売する予定だ。
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法人向けPCのブランドを「LAVIE」に統一。働き方の変化に対応

NECPCはこれまで、法人向けPCを「Mate」「VersaPro」のブランドで展開してきた。NECPCによると、法人向けPCの国内シェアは直近1年間で約6%から約12%へ拡大したという。また、NECブランドのPCは国内累計出荷1億台を達成しており、こうした節目に合わせてブランドを「LAVIE」へ一本化する。
LAVIEはこれまで主に個人向けPCのブランドとして知られてきたが、今回から法人向けPCにも展開。働き方の変化を踏まえ、軽さや長時間駆動に加え、AI機能や保守性など、法人利用で求められる機能を強化した。

新ラインアップは、プレミアムモバイル「LAVIE BM94C」「BM74C」、スタンダードAI PC「BM54C」、16型ノートPC「BN76C」「BN56C」「BN56R」、13型タブレット「BT53C」の全7機種。
新製品のなかでも注目されるのが「LAVIE BM94C」だ。約999gの軽量ボディを採用。東レ製の最新カーボン素材を採用し、軽さと堅牢性を両立した。

動画再生約30.5時間、アイドル時約50.8時間のバッテリー駆動を実現し、1kg未満の法人向けIntel製CPU搭載ノートPCとして世界最長の駆動時間をうたう。外出先で長時間利用することを想定した仕様となっている。

このほか、14型のモバイルPCや16型のノートPCもラインアップする。持ち運びやすさを重視したモデルから、広い画面で資料作成や表計算などの作業を行いたいユーザー向けのモデルまで、用途に応じて選択できる。

さらに13型タブレットも用意する。キーボードを使った一般的なPC作業だけでなく、タッチ操作を活用する業務などにも対応する。
プロセッサーには、Intel Core Ultra シリーズ 3やAMD Ryzen AI 400シリーズなどを搭載。AI処理専用のNPUを備えたプロセッサーを採用し、AI機能の利用にも対応する。

Copilot+ PCに準拠したモデルもラインアップする。AIを活用した機能をPC上で利用することを想定しており、企業における生成AIやAIアシスタントの活用が広がるなかで、業務用PCもAI対応を求めるニーズに応える。
また、PC利用中のトラブルについてAIがサポートすることで、ユーザー自身によるトラブル対応を支援する「AI Plus Biz」も用意する。
会議機能も強化し、ヤマハの音声処理技術によるAIノイズ除去は、BluetoothやUSB接続のヘッドセットにも対応した。A4ノートPCの一部モデルでは、本体内の2基目のSSDへ自動でデータを保存する「LAVIEスマートバックアップ」も搭載する。



長期運用を想定し、メンテナンス性にも配慮した。対象モデルでは、ユーザー自身でバッテリーやSSD、メモリーを交換できるセルフメンテナンス設計を採用する。企業でPCを長期間使用する場合、バッテリーの劣化やストレージ容量の不足、メモリーの増設などが課題になるが、こうした部品を交換しやすくすることで、PCを継続して使いやすくしている。
バッテリー関連では「AIバッテリーマネジメント」を搭載する。AIで充電方法を最適化し、5年間使用しても容量の70%以上を維持できるよう設計した。30分の充電で約1日使える急速充電にも対応する。
修理サポートについては、最長7年間の引き取り修理保証に対応するほか、盗難補償や修理費用の上限を設けない「アクシデント・ダメージ・プロテクション」も用意。PCを数年単位で運用する法人ユーザーに向け、購入後の保守まで含めて長期利用を支える体制を整える。
新製品は2026年7月末から順次発売する予定。Mate、VersaProからLAVIEへのブランド統一により、NECPCは個人向けと法人向けのPCブランドを一本化し、新たな体制で法人市場に臨む。

