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Narwal Freo X Ultra レビュー|ゴミ圧縮と絡まりゼロブラシでより手間要らずに。忙しい人にこそオススメの自動お掃除ロボ (PR)

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ロボット掃除機メーカーのNarwal (ナーワル) は5月17日、新型ロボット掃除機 「Narwal Freo X Ultra」 を国内発売する。

「Freo X Ultra」 は、吸引と水拭きの両方に対応した2-in-1タイプのロボット掃除機。以前当サイトでレビューした 「Narwal Freo」 のアップデートモデルにあたる製品だ。

本製品の発売に先立ち、先行して 「Freo X Ultra」 の実機を提供いただき、数週間にわたって使ってみることができた。「Freo X Ultra」 の実力はどれほどなのか、先代の 「Narwal Freo」 に比べてどんな点が優れているのかなど本稿でお伝えしたい。

「Freo X Ultra」 ってどんな製品?

まずは 「Freo X Ultra」 がどんな製品なのか、基本的な仕様や本製品の注目ポイントについてまとめてみた。

「Freo X Ultra」 は、ゴミの吸引と床の水拭きの2種類の掃除方法に対応する、2-in-1タイプのロボット掃除機。床にあるゴミを吸引するだけでなく、水拭きによって頑固なホコリや油汚れなども掃除してくれる。

掃除モードは、「掃除 (吸引) のみ」 「水拭きのみ」 「掃除から水拭き」 「掃除&水拭き」 の4種類を用意。掃除したい状況にあわせて、好きなモードを選択できる。水拭きモップを外して 「掃除のみ」 モードにすれば、毛足の長いカーペットも綺麗に掃除できる。

吸引力は最大8,200Pa。自動お掃除ロットのなかでは強力な部類に入るだろう。

ネコザメの卵のような形状をしたフローティングブラシ

今回の新型モデルの大きな特長のひとつが、髪の毛などのゴミが絡まない世界初 (※同社調べ) のフローティングブラシ 「絡まりゼロブラシ」 を採用したこと。緻密に計算されたブラシ形状とブラシの片側を固定しない仕組みにより、吸引したゴミがブラシに絡まることなくスムーズに吸引される。

ドイツのTÜV Rheinland社、スイスのSGS社の両社から 「アンチヘヤー」 製品として認証テストを受け、「いずれの吸引モードでも髪の毛が絡まない」 という認可を受けているとのこと。

また、水拭きに対応するロボット掃除機は、掃除後にモップを取り外して手洗いする必要があるのが一般的だが、Narwalのロボット掃除機はモップの自動洗浄・自動乾燥機能に対応している。

「Freo X Ultra」 はブラシに絡まった髪の毛を取り除く手間が要らないだけでなく、そのほかの面倒なお手入れも不要な 「真の手間要らず」 を目指して作られているのも特長と言える。

さらに今回の新型モデルは、吸引したゴミの2倍圧縮に対応。圧縮時にはダストボックス内に自動で送風し、吸引したゴミの湿気を飛ばして除菌&消臭を実施してくれるため、ダストボックス内のゴミを長期間保管しておくことができる。Narwalによると、7週間以上ゴミ捨て不要で使用できるとのことだ。

「Freo X Ultra」 の各機能を詳しく解説

友人宅に設置してみた

ここからは、「Freo X Ultra」 の各部分の細かい仕様についてお伝えしていく。

まずはベースステーション。サイズは高さ43cm×幅40.5cm×奥行き35cm (筆者計測) で、小さな椅子くらいのサイズ感。先代モデル同様にベースステーションの中にロボット掃除機がすっぽり収まることで、間違って足をぶつけてもロボット掃除機が動き出してしまわない点が個人的にはとても気に入っている。

ベースステーションの上部には液晶パネルがあり、タッチ操作で掃除を開始したり、設定を変更できる。掃除開始や各種設定の変更は、専用アプリからも操作可能だ。

ベースステーションを開けると、モップを洗うための水とモップを洗った後の水を入れておく2つのタンクが入っている。容量はそれぞれ4.5Lと4.05Lで、満水状態だと1〜2週間は使い続けることができる。

また、ベースステーション内部には別売りの洗浄液を入れておけるスペースがあり、この部分に洗浄液を設置しておけば必要なときに自動で洗剤が投入される仕組み。設置方法は上記の図のように洗浄液を逆さまにして、キャップを外さないでスロット部分に挿入すればOKだ。

ロボット掃除機は、一般的な円形デザインを採用。カラーは清潔感のあるホワイトが先代モデルに引き続き採用されている。

本体をひっくり返すと、本体左右に部屋の隅からホコリをかき出すサイドブラシ、中央にはゴミの吸引部分、本体下部には2つの水拭きモップが搭載されている。

マジックテープのようなものでくっついていて簡単に取り外し可能

おにぎり型の水拭きモップは、2つのモップがお互いに噛み合うように動くことで、拭き残しが発生しないような工夫が施されている。濡れシートのようなもので床をなでるだけの水拭きではなく、ギュッギュッと加圧しながら、1分間に180回転も回転して汚れを拭き取るNarwalのロボット掃除機の本格的な水拭き機能は、先代モデルから好評の機能のひとつ。

小さめのラグなど水拭きして欲しくない部分がある場合には、モップを自動で持ち上げて走行する機能も搭載しているため、わざわざ手動でモップを取り外す手間は不要。

ただし持ち上げる範囲は約12mmで、毛足の長いカーペットなどではモップが当たって濡れてしまうこともあるため、その場合は進入禁止エリアとして設定しておくようにしよう。

そして、今回の新型モデルの注目は吸引部分にある “絡まりゼロブラシ” ことフローティングブラシ。緻密に計算された4枚のラバーが回転することで、ゴミが排気口に流れる気流を生み出す。さらにブラシの片側を固定しないことで、髪の毛などのゴミが絡まることなくスムーズに吸引口に吸い込まれるようになっているとのことだ。

吸引したゴミを溜めておくダストボックスには、ロボット掃除機の上部をパカっと開けてアクセスする。今回の新型モデルでは、使い切りタイプのものと洗って再利用できるタイプの2種類のダストボックスが用意されており、ユーザーは自分の好きな方を使うことができる。

使い捨てタイプのダストボックス設置時

使い捨てタイプの場合、ゴミが溜まるたびにダストボックスをそのまま捨てるだけと手間がかからない上に衛生的だが、毎回新品のダストボックスを購入する費用が発生する。洗って再利用できるタイプの場合は、ゴミを捨ててダストボックスを洗うことで何度も使えるが、フィルターのお手入れや水洗いする手間が発生する。

洗って再利用できるタイプのダストボックス

どちらを選ぶかは完全に好みで選んで良いとは思うが、これまでは使い捨てタイプのものがなかったことから、選択肢が増えたのは純粋に嬉しいことだと言えるだろう。ちなみに、筆者は先代モデルで再利用タイプをずっと使ってきてお手入れには慣れていることから、再利用タイプを使っている。

ロボット掃除機は、掃除を完了すると自動でベースステーションに帰還する。このとき、ベースステーションではロボット掃除機のメンテナンスを自動でしてくれる仕様だ。

先代モデルでは、水拭きしたモップの自動洗浄・自動乾燥をしてくれたが、今回の新型モデルはさらにゴミの2倍圧縮にも対応。一般的に、ロボット掃除機のゴミ吸引機能はベースステーションにゴミを吸引する仕組みが採用されているものが多いが、「Freo X Ultra」 はロボット掃除機本体のダストボックス内で圧縮する仕組みを採用している。

圧縮によって溜め込むことができるゴミの容量は増えるが、そうなると保管中の臭いが気になるもの。しかし、本製品は吸引したゴミに自動送風して湿気を飛ばすことで、除菌と消臭を実施してくれる。この機能により、7週間以上ゴミ捨て不要で利用できる。忙しい現代人には嬉しい機能だ。

お掃除の実力は?実際に使ってみて感じたこと

今回、Narwalから 「Freo X Ultra」 の実機を提供いただいて、実際に数週間使ってみた。ここからは、実際に使ってみて感じたことなどをお伝えしたい。

「Freo X Ultra」 を使い始める前に、まずは製品に部屋の形状を覚えさせる必要がある。専用アプリをスマートフォンにインストールして、まずはマッピングを実施。

作成したマップには部屋の名前をつけて区別できる。もし水拭きして欲しくない場所や侵入して欲しくない場所があるなら、この段階で設定しておこう。

「Freo X Ultra」 のマッピング精度は、自動運転車に搭載されるセンサーが装着されていることもあってかなり高く、部屋の構造は概ね正しく認識できていたようだ。

マッピングが完了したら、「掃除から水拭き」 モードを選択して早速お掃除開始。「掃除から水拭き」 モードを選択すると、まずは床のゴミを吸引掃除したのちに、水拭き掃除をしてくれる。

先代モデルから吸引力が向上したことから、吸引音はちょっとうるさくなるかなと懸念していたのだが、公称値としている騒音値は先代モデルが50dBで、今回の新型モデルは55dBと、ほとんど変わりない。

実際に掃除中におなじ部屋に居続けてみたのだが、作業に集中できないほどうるさいと感じることはなかった。また、一般的に掃除機だと 「キーン↑」 という甲高い吸引音を想像するかもしれないが、「Freo X Ultra」 は 「フォーン↓」 という感じの低めの音なので、これだと夜遅い時間や早朝の掃除も問題なさそうだ。

吸引掃除のときのルート例

吸引掃除の様子をじっくり観察してみたところ、まずはマップの隅にいき、部屋を何度か往復して掃除をしていたようだった。同じ場所はあまり通らなかったことから、通った場所はある程度正確に把握できているようだ。

吸引が終わったら、次は水拭き作業へ。「Freo X Ultra」 が一度ベースステーションに戻り、自動でモップを濡らして再度出動。

掃除のテストのため、部屋の拭き掃除をしばらくしない部屋で水拭きをしてもらったのだが、結構汚れている部分があったようで何度かベースステーションに戻りモップの汚れを綺麗にして、再出動を繰り返し拭き掃除をしてくれた。

掃除完了後、「Freo X Ultra」 がベースステーションに戻ると、吸引したゴミの圧縮がスタート。吸引音が数秒鳴って静かになったので本体を確認したところ、吸引した髪の毛などのゴミが小さく圧縮されていた。

ダストボックスのゴミを片付けずに2週間ほど使い続けてみたのだが、それでもゴミは半分以下。ペットが換毛期だったりと吸引するゴミが多いともう少し多くなるかもしれないが、これだと洗って再利用できるタイプのダストボックスでもメンテナンスの手間はほとんどかからないはずだ。

ゴミ圧縮時の音は、仕様表では70dB。近くで聞いてみると、吸引掃除の音よりも少し大きいが、びっくりするほどの音量ではないかなと感じた。しかも圧縮はわずか数秒で終了するため、音に敏感なペットがいても安心だ。

そして筆者がロボット掃除機のメンテナンスで一番面倒だと思っているのが、裏側中央のブラシに絡まった髪の毛を取り除く作業。一般的なブラシは両端に髪の毛が巻き付いてしまって取り除くのが大変なのだが、「Freo X Ultra」 のフローティングブラシは 「絡まりゼロ」 を謳っている。果たして本当に一切絡まないのか、チェックしてみた。

一通り掃除を終えてベースステーションに戻ってきた 「Freo X Ultra」 をすぐさまひっくり返してブラシを確認したところ、長い髪の毛が吸引口に少し残っていたようだったが、ブラシ自体に絡まっている毛はほとんどなかった。これでブラシに絡まった髪の毛をカッターでパツパツと外していく作業はしなくてもよくなりそうだ。

ただし、サイドブラシは絡まったゴミの逃げ場がないため、どうしても髪の毛などの長いゴミが絡まってしまう。ブラシを外せば道具は不要で手だけで絡まりを解消できるため、この部分のお手入れは毎回忘れないようにしよう。

また、ベースステーションの中にあるトレイは汚れたモップを洗ってくれる場所になる。何度か使っていると汚れてきてしまうので、ここだけは定期的にチェックして、汚れが目立つようなら取り出して洗っておこう。

ロボット掃除機に掃除をしてもらうとき、まずはロボット掃除機がスムーズに動けるように部屋の片付けからスタートする、という話を聞くことがある。しかし、本当に忙しいときには部屋を片付ける暇がなかったり、オンラインショップのセールで大量に商品を購入したら次々と届く荷物の段ボールが居間に置きっぱなしに、なんてことも。

そんなとき、「Freo X Ultra」 ならうまく避けて掃除してくれるかもしれない。というのも、ここ数週間ほど筆者は忙しい日々が続いていて、日々配送される荷物や出荷しなければいけない荷物の段ボールで部屋の中央部分が埋まってしまっていたのだが、「Freo X Ultra」 はそんな荷物たちに一切ぶつかることなく、スイスイと掃除をしてベースステーションに帰還していた。

大きめの荷物を避ける性能については先代モデルからも満足していた部分ではあるのだが、先日、さらに驚くべき出来事があった。急いで家を出たときにヘッドホンケースを床の上に置きっぱなしにしてしまったのだが、帰宅後にチェックしたところ、同じ場所にケースが置きっぱなしになっていた。どうやら 「Freo X Ultra」 はそのケースを避けて掃除をしてくれたらしい。アプリで確認したところ、ヘッドホンケースを綺麗に避けて掃除をした履歴が記録されていた。

Narwalによると、「Freo X Ultra」 は進化したトライレーザーセンサーを搭載しており、先代モデルに比べて回避力が160%向上。小さな障害物も巧みに回避するという。

色々なものを目の前に置いてチェックしてみたところ、ヘッドホンケースはもちろん、マグカップくらいの大きさの障害物ならぶつかることなく避けて掃除をしていた。ただし、USBケーブルを目の前に置いてみたところ、認識できずに車輪に絡まってしまっていた。

あまりにも小さいものはさすがに認識できないと思った方が良いとは思うが、マグカップ程度の大きさのものなら、たとえ片付け忘れてしまったとしても 「Freo X Ultra」 ならある程度安心して掃除を任せられるのではないだろうか。

まとめ:ゴミ圧縮とブラシの改良のおかげでほぼメンテなしで利用可能に

「真の手間要らず」 のロボット掃除機を目指して開発を続けているNarwalは、先代モデルにもあった水拭きモップの自動洗浄・自動乾燥に加えて、今回の 「Freo X Ultra」 で吸引ゴミの圧縮と絡まないフローティングブラシを採用したことで、さらなる手間要らずを実現した。

これだけ自動であれこれとやってくれるなら、「ロボット掃除機は結局メンテナンスに手間がかかる」 と導入を諦めてきた人にもオススメできる。

また、今回の 「Freo X Ultra」 はダストボックスが2種類から選べるようになったが、それぞれの運用コストはどれくらいか、ざっくり計算した結果が以下 (価格はいずれも税込) 。

使い捨てタイプ (ダストボックスとフィルター代がかかる)
1パック+1フィルター=約2,000円 (約2ヶ月ゴミ捨て不要)
1年間で2,000×6=約12,000円

再利用タイプ (フィルター代のみかかる)
1フィルター=約960円 (最低1.75ヶ月ゴミ捨て不要)
1年間で960×6.86=約6,583円

上記の価格をどう捉えるかはユーザー次第だが、一般的な掃除機でもゴミを溜めておくパックが必要になることを考えると、年間約6,600円〜12,000円は許容範囲内と言えそうだ。

ロボット掃除機に毎日掃除をしてもらって部屋が綺麗な状態が保たれていると、家で過ごす時間がより快適になり、気分もちょっぴり上向きに。これまで掃除に使っていた時間を他の作業に充てられるようになり、生産性もアップするはずだ。

手間要らずなロボット掃除機を探している人は、「Freo X Ultra」 を検討してみてはどうだろうか。

なお、今回紹介した 「Freo X Ultra」 と、もうひとつの新製品である 「Freo X Plus」 に関しては、早割キャンペーンが実施される。どちらも定価から3万円引きで購入できるため、お得に購入したい方はこの機会をお見逃しなく。

「Freo X Ultra」 早割キャンペーン
対象期間:2024年5月17日(金) ~ 5月31日(金) 
価格:159,800円 → 129,800円 (30,000円オフ)
対象商品:Narwal Freo X Ultra

「Freo X Plus」 早割キャンペーン
対象期間:2024年5月24日(金) ~ 5月31日(金) 
価格:79,800円 → 49,800円 (30,000円オフ)
対象商品:Narwal Freo X Plus

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。