ハードウェアのスペック差から、ニンテンドースイッチへの移植は難しいと言われている「モンスターハンター:ワールド」だが、将来的には海外デベロッパーの手によって移植される可能性もあるのかもしれない。
海外スタジオのIron Galaxy StudioのAdam Boyes CEOが、カプコンの「モンスターハンター」開発チームに対して、同作の移植に挑戦させてほしい、とTwitter経由で提案している。
海外スタジオが「モンスターハンター:ワールド」のニンテンドースイッチ移植に意欲
Boyes氏は、もともとカプコンの制作ディレクターを務めていた人物。彼は、Kotakuの記事(モンハンワールドをスイッチに移植させるのは難しいと、カプコンの辻元社長が語ったインタビュー記事)を引用する形で、「ニンテンドースイッチへの移植は(技術的に)難しいことは知っているが、それでも挑戦させてほしい」と投稿。移植への意欲を燃やしている。
Dear @monsterhunter team at Capcom – we understand that porting the game to Nintendo Switch is challenging (https://t.co/0JrAIQgcft) but this is exactly what @IToTheG does. Give us a shot & we won’t let you down 😉
— Adam Boyes (@amboyes) 2018年3月3日
この投稿に対し、カプコンの制作サイドから直接的に返信等は行われていないため、移植を実際に依頼するかどうかは分からない。
そもそもニンテンドースイッチと他社のハードウェアではユーザー層が違うことから、「モンハンワールド」をニンテンドースイッチでリリースすることに対して、カプコン自身が積極的ではない様子。単に、ハードウェア間のスペック差が障害であるというわけでもないようだ。
ただし、Iron Galaxy Studioはニンテンドースイッチに、「The Elder Scrolls V: Skyrim」を移植させた実績がある。もし、カプコンが「ニンテンドースイッチ」ユーザー向けに「モンハンワールド」を提供したいと考えが変わった時には、同スタジオに声がかかることもあるかもしれない。