『Microsoft Flight Simulator』パフォーマンス大幅改善パッチが今月後半に配信予定。Xbox Series X|S版の仕様も明らかに

昨年8月に発売したMicrosoftのリアルフライトシミュレーター『Microsoft Flight Simulator』。同タイトルは飛行機の機体の挙動や天候、さらには世界すべてを緻密に表現したことが高く評価された作品だが、一方でそのリアルさを追求した結果、非常に高いPCスペックを要求するタイトルのひとつとして知られている。

しかし、今月後半のアップデートでパフォーマンスが大幅に改善される予定。環境によっては、いままでよりも快適に、そして美麗な映像の中でプレイできるようになるかもしれない。

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アップデートでパフォーマンスが大幅改善へ

このアップデート情報は、Asobo Studioの配信によって明らかになったものだ。

『Microsoft Flight Simulator』をIntel Core i7-9700K、RTX 2060 Superでウルトラ画質で動作させる際、これまではCPU使用率100%、メモリ使用量16GBで、フレームレート30fpsを維持するのがなんとかという状態だったにもかかわらず、今月後半にリリースされるアップデートを適用すると、CPU使用率は75%、メモリ使用量4.7GB、フレームレート60fpsで安定動作させることが可能になるとのこと。

AsoboのCEOであるSebastianWloch氏によると、このパフォーマンス改善は、エンジンの多くの部分を書き直した結果で得られたものであるとのこと。Asoboは昨年からパフォーマンス改善のために、CPUやメモリの最適化に取り組んできたと話す。

また、Xbox Series X|S版の発売も控えている本作だが、これらのコンソール環境では1080p画質でレンダリングしつつ、4Kで動作する仕様であることも明らかにされている。基本は30fpsでの動作となるが、両コンソールは可変リフレッシュレートをサポートしていることもあり、対応するテレビやモニターでは30fpsよりも高いリフレッシュレートで動作させることも可能とのこと。

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