来月に開催が控えているゲームの祭典「E3」。今年の「E3」は、2016年6月14日~6月16日の3日間に渡って行われ、SONYやMicrosoftなどのハードメーカーなど各社コンシューマゲームに関する情報を発表する場が設けられている。
今年は、SONYのカンファレンスで「PlayStation 4」の新型が発表されることが予想され大きな注目を集めているが、この新型「PS4」に対して、「Xbox」擁するMicrosoftは対抗できるだろうか。
Insider X-Raysによると、Microsoftは新型「Xbox」の開発を行っており、E3前に発表する見込みだと伝えている。
新型「Xbox」の開発はほぼ確実?
イタリアのメディアInsiderによると、匿名の情報筋からの話として、Microsoftは現在「Xbox」の新型を開発中で、来月開催のE3の前に発表する用意があると伝えている。
情報筋の人物によると、新型「Xbox」は完全なる新ハードというわけではなく、「Xbox One」のリメイクのようなハード機で、「Xbox One」のアップグレード機のようなものになるとのことだ。
現状、MicrosoftもSONYも新型ハードに関しては何も情報を出しておらず、任天堂のみが新型ハード機「NX」の存在を明かしている状態。任天堂は「NX」を来年にリリースすると宣言はしているが、いずれの会社も新型ハードの性能については明かしていない。
今回の情報によると、Microsoftは新型「Xbox」をE3前の独自イベントで発表するとしているが、市場投入は早くても来年の春を予定しているとのこと。奇しくも任天堂の「NX」と同時期のリリースとなるようで、早くも新型ハード戦争が始まる様相となっている。
ただ、今回の情報では新型「Xbox」は新型「PS4」の4~5倍の性能になると話していることもあり、少し信ぴょう性に欠けるところもある。
新型「PS4」とそれほどの差をつけるのは非常に難しいこともあるが、何より現行モデルである「Xbox One」と大きく性能差がつけられることが考えづらい。そう考えると、今のところE3で新型「Xbox」が発表されるというのがやはり有力なのかもしれない。